アイオートラスト、カード型コールドウォレット「D'CENT S」を発売
概要
- アイオートラストは、カード型コールドウォレット「D'CENT S」の正式販売を始めたと発表した。
- D'CENT Sは、メインカードとバックアップ用「リカバリー(R3covery)カード」を同梱し、資産復旧の利便性と安全性を高めたと説明した。
- メインカードの紛失・破損時には、バックアップカードをスマートフォンにタッチすれば、D'CENTアプリで資産へのアクセス権を約1分で復旧できるとしている。
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韓国の暗号資産ウォレット企業アイオートラスト(IoTrust)は7月23日、カード型コールドウォレット「D'CENT S」の正式販売を始めたと発表した。
D'CENT Sは、同社が2018年以降で初めて投入する新製品だ。従来のハードウエアウォレット利用者が抱えていた復旧フレーズ保管の煩雑さを和らげることに重点を置いた。
製品には、普段使いのメインカードと、バックアップ専用の「リカバリー(R3covery)カード」を同梱する。アイオートラストの関係者は、従来のハードウエアウォレット利用者は、端末の紛失や破損に備えて復旧フレーズを紙に直接書き留め、別に保管するケースが多かったと説明した。この場合、紙を紛失したり傷んだりするおそれがあるうえ、復旧フレーズが外部に漏れれば資産が危険にさらされるという。
従来のカード型ウォレットは携帯性に優れる半面、紛失や破損に備えた別のバックアップ手段が必要になることが多かった。アイオートラストがD'CENT Sの基本構成にバックアップ用カードを組み込んだのはこのためだ。
D'CENT Sはバッテリーやケーブルを必要としない。スマートフォンにカードをかざす方式で使える。アイオートラストは、使い方は一般的なカード決済に近く、既存のハードウエアウォレットを難しいと感じていた利用者でも比較的使いやすいよう設計したとしている。
利用者はメインカードを日常的に携帯し、暗号資産の取引に使う。リカバリーカードは金庫など、物理的に離れた場所に保管すればよいという。
メインカードを紛失したり破損したりした場合は、バックアップカードをスマートフォンにタッチすれば、D'CENTアプリで資産へのアクセス権を復旧できる。復旧作業は約1分で完了するとしている。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul