【分析】ビットコイン変動性、10年ぶり低水準 大規模清算リスク和らぐ
JOON HYOUNG LEE
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)の価格変動性が、2016年以降で最も低い水準まで低下した。
ブロックビッツが7月22日に伝えたところによると、アクセル・アドラー・ジュニア(Axel Adler Jr)氏は同日、クリプトクアント(CryptoQuant)への寄稿で、ビットコインの実現変動性(Realized Volatility)の30日移動平均が足元で28.3を記録したと明らかにした。約1カ月前の6月25日には41.6だったことから、13.3低下した。
同氏は、この水準が2016年以降の変動性分布で下位およそ8%に当たると指摘した。過去の取引日の約92%では、現在より高い変動性を記録していたことになる。
ビットコイン価格はこのところ反発し、6万5000ドル台に乗せた。一方で、未決済建玉(OI)は大きく増えていない。同氏は、レバレッジ負担が和らぎ、大規模な清算が発生するリスクも相対的に低い局面にあると分析した。
もっとも、ビットコイン価格は200日移動平均線に当たる7万2000ドル台半ばをなお下回っており、強気に傾くのはなお早いとの見方を示した。今後、実現変動性が35超に上昇しても、ビットコイン価格が200日移動平均線を回復できなければ、下押し圧力が再び強まる可能性があるとしている。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul