期間別予測トレンドレポート



暗号資産取引所バイナンス(Binance)に流入するXRPの大口保有者の数量が、2カ月ぶりの低水準に減った。
7月21日、オンチェーン分析プラットフォームのクリプトクアント(CryptoQuant)の寄稿者アラブチェーン(Arab Chain)はクイックテイクのリポートで、バイナンスへのXRP大口流入の30日累計が約9億4740万XRPまで低下したと明らかにした。
直近2カ月で最も低い水準という。この指標は6月末に約14億4500万XRPで直近の高水準を付けた後、1カ月足らずで34.4%減少した。
アラブチェーンは、大口投資家による取引所への流入量は市場参加者が注視する指標の一つだと説明した。取引所への大規模な送金は、売却意向や取引活動の拡大につながる場合が多い。流入の減少は、取引プラットフォームに移される数量が減っていることを示すという。
同氏は、足元の減少について、クジラが6月末に比べて大量のXRPをバイナンスへ移す意向を弱めていることを示していると分析した。売却意向の後退や大口保有者の活動鈍化のほか、資産を中央集権型取引所ではなく個人ウォレットで保管しようとする動きを反映している可能性があると付け加えた。
もっとも、アラブチェーンは大口流入の減少だけで直ちに強気または弱気のシグナルと判断すべきではないと指摘した。価格動向や出来高、取引所全体の資金フロー、デリバティブ市場のデータをあわせて見る必要があると説明した。
そのうえで、この指標が2カ月ぶりの低水準まで下がったことは、バイナンスでの大口投資家の活動が明確に鈍化していることを示唆すると分析した。この流れが続き、XRPの現物需要が改善すれば、潜在的な売り圧力の抑制につながる可能性があるとした。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.