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米国株、半導体株高で上昇 原油変動で上げ幅縮小

出典
Korea Economic Daily

概要

  • 米国株式市場は、半導体メーカーの株高を追い風に、ナスダック総合株価指数とフィラデルフィア半導体株指数がそろって上昇した。
  • 米国とイランの緊張を背景に原油が変動し、米国債利回りも上昇したため、株式相場の上げ幅は限られた。
  • 今週はアルファベットをはじめとする主要ハイテク企業の決算CAPEXの水準、S&P500採用企業の第2四半期利益26%増予想に市場の関心が集まっている。

期間別予測トレンドレポート

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原油の変動で米国債利回りが上昇し、株価指数の上げ幅は縮小

写真:Shutterstock
写真:Shutterstock

米国とイランの軍事衝突で原油相場が変動するなか、7月20日の米国株式市場は上昇して始まった。半導体メーカー株が買われ、ナスダック総合株価指数が相対的に強い動きをみせた。

米東部時間午前10時10分時点で、S&P500種株価指数は0.3%上昇した。1%超高で始まったナスダックは上げ幅を縮めたが、0.6%高だった。ダウ工業株30種平均は下落に転じ、0.2%安となった。

米国はイランへの空爆を9日連続で続けた。ただ、イラン外務省報道官の発言を受けて外交的な解決への期待が広がり、投資家心理は改善した。

イラン外務省のイスマイル・バガイ報道官は、最近の空爆後に仲介国が米国とイランに10日間の空爆停止協議を提案したと述べた。そのうえで、米国との交渉は国益に沿う形で進めることができると語った。

米国産標準油種WTI先物は1バレル82ドル前後で小幅に振れ、取引序盤の上昇分を失った。北海ブレント先物も前夜に90ドルを上回った水準から下げ、1バレル88ドル前後で推移した。

原油の序盤高を映し、米2年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し4.217%を付けた。米10年債利回りも4bp上昇し、4.582%で取引された。

相場を主導したのは半導体関連株だった。先週の大幅安を取り戻す動きが広がった。

午前10時時点で、エヌビディア(NVIDIA)は1.8%上昇した。SKハイニックスは3%高、マイクロン(Micron)は4%高、アドバンスト・マイクロ・デバイスズ(AMD)も4%近く上げた。

この結果、先週に弱気相場入りしていたフィラデルフィア半導体株指数は3.1%上昇した。

今週は主要自動車メーカーと大型ハイテク企業の決算発表が控える。

とりわけ、7月22日に決算を発表するアルファベット(Alphabet)では、業績とあわせてAI投資の方向性を見極める指標とされる設備投資(CAPEX)に注目が集まっている。

アルファベットは3.4%上昇した。アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)とテスラ(Tesla)の株価も上げた。

ブルームバーグによると、S&P500種株価指数採用企業の第2四半期利益は26%増える見通しだ。主要な景気後退後の回復局面を除けば、過去最高水準となる。

バイタル・ナレッジのアダム・クリサフリ氏は「投資家はなお、トランプ大統領が中東で軍事作戦を実質的に拡大する意思はないとみている」と指摘した。そのうえで「何らかの外交的解決は避けられない」と付け加えた。

キム・ジョンア 客員記者 kja@hankyung.com

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