期間別予測トレンドレポート



米国とイランは互いに休戦合意違反を主張し、事実上の合意破棄に踏み切る構えを示した。軍事衝突が続くなか、ホルムズ海峡ではタンカーが攻撃を受け、中東の緊張は再び高まっている。
CNNが7月20日に伝えたところによると、イラン外務省のエスマイル・バガイ(Esmaeil Baghaei)報道官は、米国が休戦に関する了解覚書(MOU)を「内容と精神の両面で違反した」と批判し、もはや合意を履行できないと表明した。マルコ・ルビオ(Marco Rubio)米国務長官も「イランは合意を順守していない」と反論し、「合意に違反したままでは休戦は維持できない」と強調した。
双方はこの日も軍事行動を続けた。クウェート軍は自国を狙った敵対的な攻撃を迎撃したと明らかにした。バーレーンでも空襲警報が発令された。
英国海上貿易機構(UKMTO)は、ホルムズ海峡を航行していたタンカー1隻が不明の飛翔体による攻撃を受けたと発表した。船は火災発生後、オマーン沿岸近くで漂流し、乗組員は全員安全に避難したと伝えられた。
米国防総省は、先週ヨルダンで起きたイランの攻撃で、米軍の将校1人と兵士1人が死亡したと確認した。イランの攻撃による米兵の死亡は3月以降で初めて。イラン保健省は、6月27日から7月19日まで続いた衝突で50人超が死亡し、517人が負傷したと発表した。
中東情勢の緊迫を受け、国際原油相場には上昇圧力がかかっている。市場関係者は、休戦合意が事実上無力化したことで、今後ホルムズ海峡での原油輸送に支障が出るかどうかが国際エネルギー市場の焦点になるとみている。
YM Lee
20min@bloomingbit.ioCrypto Chatterbox_ tlg@Bloomingbit_YMLEE