期間別予測トレンドレポート



今週の暗号資産市場は、米ワシントンで相次ぐ規制関連日程と欧州中央銀行(ECB)の金利決定が主な変動要因になりそうだ。
コインデスクが7月20日に報じたところによると、今週は暗号資産市場に影響し得る重要日程が集中している。
規制面では3つの日程が注目される。7月21日には米下院金融サービス委員会の小委員会が、金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)の監督を巡る公聴会を開く。7月24日には、米通貨監督庁(OCC)が、ステーブルコイン発行体に資金洗浄対策(AML)と制裁順守基準を適用するGENIUS法の関連規則案に対する意見募集を締め切る。7月27日には、米商品先物取引委員会(CFTC)が、24時間365日取引とビットコイン(BTC)現物を基にした無期限先物契約の導入案に関する意見募集を終える。CFTCが予測市場プラットフォームのカルシで、初の規制対象となるビットコイン無期限先物取引を認めてから約3カ月にあたる。
マクロ経済では、7月23日のECB金利決定が最大の焦点となる。市場は現行の2.4%での据え置きを見込む。同日には米国の週間新規失業保険申請件数も公表される。7月24日にはユーロ圏と米国のS&Pグローバル購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表される。
企業業績の発表も予定されている。7月21日にインタラクティブ・ブローカーズ(IBKR)、7月22日にCMEグループ(CME)とテスラ(TSLA)、7月23日にナスダック(NDAQ)がそれぞれ四半期決算を公表する。
トークンのアンロック日程にも注目が集まる。今週最大は7月26日のトンコイン(TON)で、流通供給量の0.9%に当たる約6990万ドル規模となる。7月24日にはワールドコイン(WLD)が流通供給量の1.5%に当たる5770万ドル分をアンロックする。このほか、レイヤーゼロ(ZRO)、アバランチ(AVAX)、モルフォ(MORPHO)、アービトラム(ARB)、ヒューマニティ・プロトコル(H)などのアンロックも順次予定されている。
主要な分散型自律組織(DAO)のガバナンス投票も今週中に締め切られる。アービトラムDAOは、セキュリティー委員会メンバーの任期を1年から2年に延ばす案を7月23日まで採決に付す。ZKシンクDAOは、プロトコル更新案「ZIP-16 v31」を同日まで投票にかける。
YM Lee
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