世界の半導体株の変動性、ドットコムバブル崩壊直後を上回る4.9倍
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期間別予測トレンドレポート


FT「小さな材料にも過剰反応」

半導体株の市場全体に対する変動性が、ドットコムバブル崩壊時の水準を上回った。
英フィナンシャル・タイムズ(FT)が7月20日に報じた。S&P500種株価指数とフィラデルフィア半導体株指数の日次変動性の比率は足元で4.9倍に達した。半導体株の1日の値動きの大きさが、米株式市場全体のほぼ5倍に及ぶことを意味する。FTは、現在の数値が2000年のドットコムバブル崩壊直後に記録した4.2倍を上回ったと説明した。
こうした変動性は、人工知能(AI)投資ブームと関連しているとみられる。半導体産業はもともと景気循環の影響を受けやすいシクリカル業種だ。経済成長や企業投資、電子機器需要が変化すると、受注や在庫、価格が動くためだ。
ただ、今年の極端な値動きは、通常の景気循環よりもAI投資の影響を強く受けていると専門家はみる。AIサービスの最終的な勝者がどの企業になるかはなお不透明だが、データセンターなどインフラ設備に不可欠な半導体が直接的な恩恵を受けるとの期待から資金が集まった。
もっとも、足元では上昇ペースの速さに伴ってバリュエーションも大きく切り上がり、変動性を高めている。FTは、半導体株のバリュエーションが過度に拡大し、小さな材料にも株価が過剰に反応しうると指摘した。企業業績や需要見通しにわずかな変化が生じただけでも、投資家が大規模な買いや売りに動く可能性があると分析した。
キム・ドンヒョン記者 3code@hankyung.com
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