カルダノ、ヴァン・ロセムのハードフォーク完了 メインネットをバージョン11に
Suehyeon Lee
概要
- カルダノ(ADA)はヴァン・ロセムのハードフォークを完了し、メインネットをバージョン11に更新した。スマートコントラクトの実行コスト引き下げと大規模な拡張性改善に向けた基盤を整えた。
- 今回のアップグレードは、プルータスの改善、プルータスのコストモデル高度化を盛り込み、ウロボロス・レイオス導入の土台づくりに焦点を当てた。
- ヴァン・ロセム・ハードフォークは、カルダノで初めてガバナンス投票を通じて決まったハードフォークで、従来と異なりコミュニティーのガバナンス手続きを経て有効化された。
期間別予測トレンドレポート



カルダノ(ADA)はヴァン・ロセムのハードフォークを完了し、メインネットをバージョン11に引き上げた。スマートコントラクトの実行コスト引き下げに加え、大規模な拡張性改善に向けた基盤整備につなげる。
コインテレグラフが7月20日に報じた。オンチェーンデータプラットフォームのカルダノスキャンは、カルダノのネットワークがエポック643でプロトコルバージョン10を運用し、エポック644でバージョン11に切り替わったと確認した。
カルダノのブロックチェーンを設計・開発したエンジニアリング企業のインプット・アウトプット(Input Output)は週次の開発報告で、今回の更新にはプルータスの改善やプルータスのコストモデル高度化が含まれると説明した。あわせて、カルダノにウロボロス・レイオスを導入する次の段階であるデイクストラ時代のハードフォークに向けた土台になると位置づけた。
ウロボロス・レイオスは、カルダノが採用するプルーフ・オブ・ステークの合意アルゴリズム「ウロボロス」の拡張性改善案だ。安全性を維持したまま、1秒あたりに処理できる取引件数を大幅に増やすことを狙う。投入時期は2026年末と見込まれている。
今回のヴァン・ロセム・ハードフォークは、カルダノで初めてガバナンス投票を通じて決まったハードフォークでもある。これまでのアップグレードはインプット・アウトプットが主導してきたが、今回はコミュニティーのガバナンス手続きを経て有効化された。
Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.