フランス、W杯決勝前にポリマーケット遮断命令 「違法賭博」と判断
期間別予測トレンドレポート



フランスの賭博規制当局が、2026年国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ決勝を前に、予測市場プラットフォームのポリマーケット(Polymarket)への接続遮断を命じた。
ザ・ブロックが7月19日に伝えたところによると、フランス国家賭博庁(ANJ)は7月16日、ポリマーケットが違法な賭博・ベッティングサービスを提供しているとして、国内のインターネットサービスプロバイダー(ISP)にサイトへの接続遮断を命じた。当局は、利用者が相当な賭博損失にさらされるおそれがあるほか、一部のベッティング市場には操作の可能性もあると指摘した。
措置は、スペインとアルゼンチンが対戦するワールドカップ決勝の数日前に実施された。ポリマーケットの優勝国予測市場は累計取引高が40億ドルを超え、同社の歴史で最大の単一市場に膨らんだ。競合する予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)でも、決勝戦関連市場の取引高は12億7000万ドルを超えた。
ポリマーケットはこれに先立ち、2024年11月にANJの正式通知を受け、フランスの利用者による取引を制限した。その後はフランスで市場情報の閲覧機能のみを提供していたが、先月のフランス国内からのアクセス回数は約57万8751回、ユニークビジター数は20万5057人に達した。
ANJは、取引が制限されていてもポリマーケットのサイト上でリアルタイムのベッティング確率を確認できる点を問題視している。無認可の賭博サービスの宣伝に当たると判断したためだ。フランスでは、無認可のベッティングサイトを宣伝した場合、最大10万ユーロの罰金が科される可能性がある。接続遮断措置は、ポリマーケットが現地規制を順守するまで続く見通しだ。
一部の予測市場で浮上した操作の可能性も、当局の調査対象になっている。天候関連ベットに使われたセンサーがハッキングされた疑いが持ち上がり、パリ検察のサイバー犯罪専従部門は5月に関連捜査に着手した。
ポリマーケットを巡る規制の動きは欧州各国に広がっている。チェコ財務省は7月13日、インターネット事業者にポリマーケットへの接続遮断を命じた。ポルトガルも1月に接続遮断措置を講じた。
Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.