ジーキャッシュ、新フルノード「Zakura」公開 毎秒5万件超の処理目標
JOON HYOUNG LEE
概要
- ジーキャッシュ(ZEC)は、取引処理能力の向上に向けて新フルノードクライアント「Zakura 1.0.0」を公開した。
- Zakuraの開発チームは、毎秒5万件超の取引処理を目標に、VisaやMastercard並みの処理能力を掲げた。
- 開発チームは、再帰証明(recursive proof)、プライベート情報検索(PIR)、0.5秒のブロック伝播システムなどを通じて、ジーキャッシュの性能を引き上げる方針だ。
期間別予測トレンドレポート



プライバシー重視のブロックチェーン「ジーキャッシュ(ZEC)」が、取引処理能力の大幅な引き上げに向けて新たなフルノードクライアント「Zakura」を公開した。
ブロックビッツなどによると、ジーキャッシュは7月19日までに新フルノードクライアント「Zakura 1.0.0」をリリースした。開発と保守は、ジーキャッシュ初期のゼロ知識証明(ZK)開発者であるショーン・ボウ(Sean Bowe)氏とデブ・オジャ(Dev Ojha)氏が率いるチームが担う。チームの運営資金は民間からの寄付で賄う。
開発チームは、VisaやMastercard並みの処理能力の実現を目標に掲げた。ジーキャッシュの性能を引き上げ、毎秒5万件を超える取引を処理できるようにするという。
このため、単一の証明で数千件のゼロ知識証明を検証する「再帰証明(recursive proof)」の開発を進めている。ウォレットが取引照会の内容を外部に明かさず、必要な取引データを取得できる「プライベート情報検索(PIR)」も開発中だ。
Zakuraでは、新たなブロックを0.5秒以内に全ノードへ伝播させる高速ブロック伝播システムのテストも進めている。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul