英労働党のバーナム氏が新党首に、20日に首相就任
概要
- 英国与党の 労働党 に所属するアンディ・バーナム下院議員が党首に選出され、新首相就任が決まった。
- バーナム新代表は自らを「企業に友好的な労働党代表」と位置づけ、経済路線を「親企業的な社会主義」と表現した。
- バーナム新代表は、住宅・水道・エネルギー・交通など必須分野で公共サービスへの 公的統制の拡大 を進めるとともに、「マンチェスターリズム」を英国全土に広げる考えを示した。
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英国与党の労働党は7月17日、アンディ・バーナム下院議員を新党首に選出した。英国では通常、与党党首が首相を務めるため、バーナム氏の新首相就任が決まった。
労働党は同日、臨時党大会を開き、バーナム氏の新代表就任を確定した。就任後初めての演説で同氏は「英国政治において40年ぶりの最大の変化の瞬間をつくる」と語った。続けて「英国は労働者階級の地域社会を顧みてこなかった」と指摘し、「国民に希望を取り戻す」と強調した。バーナム新代表はキア・スターマー首相の後任となる。
バーナム氏が労働党の立て直し役になれるかが焦点となる。スターマー首相は党内の摩擦や経済政策の失敗で極めて不人気な首相とされ、労働党は足元の選挙で連敗してきた。バーナム氏はカリスマ性と親しみやすい話しぶりで人気が高い。英国北部のグレーター・マンチェスター市長を9年間務め、地方行政の手腕も示した。スターマー氏より左派色が強いとされる一方、党内では穏健派に位置づけられる。党内の複数の陣営と幅広く関係を築いており、地盤は堅い。
同氏は就任演説で、自らを「企業に友好的な労働党代表」だと打ち出した。これまで自身の経済路線を「親企業的な社会主義」と表現してきた。政府が必須サービスのルールや基準を定めつつ、運営には民間企業を活用する考え方を指す。
この日の経済政策では、公共サービスに対する公的統制の拡大を掲げた。バーナム氏は「英国は住宅、水道、エネルギー、交通といった必須分野の統制権を手放し、国民をより高いコストにさらしてきた」と述べた。グレーター・マンチェスター市長時代には、バスの準公営制導入などを試みた。こうした手法を英国全土に広げるべきだという「マンチェスターリズム」も唱えてきた。さらに「英国のすべての地域に発言権を与える」と述べ、地方分権を進める考えも示した。
バーナム氏の正式な首相就任日は7月20日だ。
キム・ミリ記者 mirimiri@hankyung.com
Korea Economic Daily
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