ディープシーク、2027年4〜6月の上海上場を検討 企業価値710億ドル超で調達へ
JOON HYOUNG LEE
概要
- ディープシークが、早ければ2027年4〜6月に中国・上海の科創板(STAR Market)への上場を検討していると報じられた。
- ディープシークは初の外部投資で74億ドルを調達し、500億ドル超の企業価値を認められた。さらに、710億ドル超の企業価値を基準に追加の投資誘致を進めているという。
- 新規投資資金は、次世代AIモデル、人材確保、データセンター建設、汎用人工知能(AGI)研究に投じる予定だ。
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中国の人工知能(AI)企業ディープシークが、早ければ2027年4〜6月にも中国・上海市場への上場を目指している。
米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は7月15日、複数の関係者の話として、ディープシークが投資銀行などと上海の科創板(STAR Market)への上場を協議していると報じた。
関係者によると、同社は遅くとも2026年末までに上場予備審査の申請書を提出する計画だ。関連手続きが順調に進めば、上場は早ければ2027年4〜6月に実現する見通しだ。
ディープシークは前月、初の外部資金調達で74億ドルを確保し、企業価値は500億ドル超と評価された。WSJによると、創業者の梁文鋒氏は7月上旬から追加調達に向けて潜在投資家との接触を始めた。710億ドル超の企業価値を前提に資金調達を進めているという。
新たに調達する資金は、次世代AIモデルの研究や人材確保、データセンター建設などに投じる予定だ。WSJは、ディープシークが汎用人工知能(AGI)の研究に注力するため、長期的なビジョンに共感する投資家を中心に資金調達を進める方針だと伝えた。
中国のAI業界では最近、米AI企業アンソロピックが最新モデルを公開したのを受け、競争力の引き上げに向けた資金調達を急ぐ動きが広がっている。これに合わせ、中国政府も赤字の国内AIスタートアップの上場を認めるため、関連規制を緩和したとWSJは報じた。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul