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金正官氏「半導体好況は永続せず」 未来投資の加速訴え

出典
Korea Economic Daily

期間別予測トレンドレポート

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金正官・韓国産業通商資源相が大韓商工会議所フォーラムで講演

「半導体好況は社会全体の好況にあらず」

地方投資と生態系拡大を訴え

「半導体産業が好況だからといって、社会全体が好況というわけではない」

金正官・韓国産業通商資源相は7月16日、済州の新羅ホテルで開かれた大韓商工会議所済州フォーラムで講演し、こう指摘した。半導体以外の多くの企業は厳しい状況にあるのに、あたかも企業全体が活況を呈しているかのように受け止められていると語った。

金氏は、足元の半導体産業について構造的な好況局面との指摘もあるとしたうえで、どの業種にも永続するビジネスはないと述べた。今後を見据えた投資のスピードを上げる必要があると強調した。

金氏は「いまは盤面が揺らぐ時期だ」とも語り、韓国経済の反転に向けた3つの勝負所として人工知能(AI)、地方、生態系を挙げた。AIが新しい時代を開く新たな盤面なら、地方はAI時代を受け止める空間だと位置づけた。この局面で地方を立て直せなければ、韓国経済に未来はないと訴えた。

首都圏と地方を巨木と苗木になぞらえ、地方投資の必要性も説いた。首都圏を置いて地方に投資するのは、政治的には非常に大きな勝負手だと説明した。それでも首都圏という巨木だけに投資していては、倒れかけた経済成長を立て直すのには限界があるとの認識を示した。

AI時代には、1社だけで成功できる企業はほとんどないとも述べた。AI時代をけん引する力は生態系にあると付け加えた。若者はAIを最もうまく活用できる世代である一方、仕事を奪われる不安も最も強い世代だと指摘した。若者が生態系の中でともに歩めるよう、既成世代が包み込む必要があると強調した。階層間や地域間の対立をまとめられなければ、生態系は成り立たないとの考えも示した。

金氏は、AI、地方、生態系が勝負所ではあるが、真の勝負所はグローバル市場だと語った。企業がAIを受け入れ、地方に投資し、生態系を整えてグローバル市場に進出できるよう、政府も本気で応援し支援する考えを示した。

講演後に記者団と会った金氏は、半導体の超過利益を社会的に再分配すべきだとの議論について「大きな論点である以上、多様な声が出るのは避けられない」と話した。その過程を経て、大きな流れに乗っていくのではないかと述べた。あわせて、投資資金の需要は企業収益を上回ることもあり得ると指摘した。AI時代に主導権を握るには、投資にさらに力を注ぐべきだと付け加えた。

済州=シン・ジョンウン記者 newyearis@hankyung.com

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