イーサリアム、米CPI下振れで4%超急騰 先物市場に買い集中
Suehyeon Lee
期間別予測トレンドレポート



市場予想を下回る米消費者物価指数(CPI)の発表を受け、イーサリアム(ETH)が4%超急騰した。価格上昇の背景には、デリバティブ市場で強まった買いがある。
クリプトクアントの寄稿者ダークフォスト(Darkfost)は7月15日、「米CPIの発表前、市場は7月29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが実施される確率を約46.5%織り込んでいた」と分析した。そのうえで、CPIが前月比0.4%低下し、コアCPIも横ばいとなって市場予想を大きく下回ったと指摘した。
ダークフォストは、想定を下回るインフレ指標を受けて次回FOMCでの利上げ観測が事実上消えたため、トレーダーが直ちにイーサリアム先物の買いに動いたと説明した。
実際、CPI公表後の最初の1時間で、バイナンス(Binance)だけで約12億ドルのテイカー買いが流入した。同じ時間帯に、デリビット(Deribit)では1500万ドル、OKXでは2360万ドルの投機的な買いが入った。
ダークフォストは、トレーダーが新たな材料に敏感に反応し、ボラティリティーを積極的に活用していると分析した。一方で、今回の値動きは投機色が強く、持続的な上昇基調を支える強固な土台とみるのは難しいと付け加えた。
Suehyeon Lee
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