期間別予測トレンドレポート



米インフレへの懸念が和らぐなか、人工知能(AI)関連の半導体株が買われ、7月14日のニューヨーク株式市場では主要3指数がそろって上昇して終えた。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ工業株30種平均は前日比9.63ドル(0.02%)高の5万2508.27ドルで終えた。S&P500種株価指数は28.25ポイント(0.38%)高の7543.59、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は233.83ポイント(0.9%)高の2万6107.01で引けた。
6月の消費者物価指数(CPI)上昇率が市場予想を下回り、米連邦準備理事会(Fed)の利上げ観測が後退したことで、投資家心理が持ち直した。
7月14日発表の6月のCPI上昇率は前年同月比3.5%と、前月の4.2%から鈍化した。ダウ・ジョーンズ集計の市場予想である3.8%も下回った。前月比では0.4%下落し、市場予想のマイナス0.2%を下回った。前月比の下落率としては、パンデミック期だった2020年4月のマイナス0.8%以来、6年ぶりの大きさとなった。
物価上昇を巡る市場の警戒感もやや和らいだ。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のフェドウオッチによると、Fedが7月28〜29日の金融政策会合で政策金利を引き上げる確率は、前日の42%からこの日は17%に低下した。ただ、年内に少なくとも1回利上げする確率は約80%と、なお高水準にある。
前日に急落したメモリー半導体株はそろって反発した。SKハイニックスの米国預託証券(ADR)は上場後3営業日目の7月14日、割安感を意識した買いが広がって27.29%急騰し、7月10日の上場以来の高値を付けた。
このほか、AI半導体の主力銘柄であるエヌビディア(NVIDIA)が4.06%上昇した。マイクロン(Micron)は4.92%高、サンディスク(SanDisk)は5.01%高、インテル(Intel)は4.50%高、AMDは2.57%高だった。
JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)やゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)など米大手銀行は7月14日、市場予想を上回る好決算を相次いで発表し、4〜6月期決算シーズンの幕開けを告げた。ゴールドマン・サックスはトレーディング部門と投資銀行部門の好調を支えに9.0%上昇した。JPモルガン・チェースは2.5%高、バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)は1.88%高だった。一方、シティグループ(Citigroup)は好決算だったものの、人員削減の報道が重荷となって5.29%下落した。
コ・ジョンサム 韓経ドットコム記者 jsk@hankyung.com
Korea Economic Daily
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