ビットコイン・イーサリアムの言及件数、12カ月で最低 機関資金と個人関心に乖離
Suehyeon Lee
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に対するソーシャルメディア上の関心が、過去1年で最低水準に落ち込んだことが分かった。
7月13日にザ・ブロックが伝えたところによると、「ビットコイン」に関する投稿は約13万件、「イーサリアム」に関する投稿は約4万件まで減少した。機関投資家の参加が本格化する前の2020年以降で最も低い水準という。
投稿の言及件数は、個人投資家の関心度を示す指標として使われる。実際の資金流入額よりも、個人が当該資産にどの程度注目しているかを測る尺度とされる。
今回の減少が注目されるのは、機関投資家の参加拡大と個人投資家の関心が食い違っているためだ。2020年当時は、現物上場投資信託(ETF)や企業によるビットコイン保有、ウォール街の本格参入はほとんどなかった。一方、現在はトークン化が伝統金融界の主要テーマに浮上し、機関投資も大きく拡大している。
ザ・ブロックは、個人投資家の関心が薄れる一方で、機関主導の市場成長が続く「デカップリング(乖離)」の現象が起きていると分析した。過去には、ソーシャルメディア上の言及件数の減少が価格のもみ合いや調整局面と重なる例が多かったとも指摘した。ただ、足元では機関投資の拡大とインフラ整備が進んでおり、過去のように個人投資家の関心が市場上昇の必須条件とは限らないと付け加えた。
Suehyeon Lee
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