コインベースベンチャーズ、上期の暗号資産VC投資で首位 30件に参加
概要
- コインベースベンチャーズが2026年上半期、暗号資産VC投資30件で首位となった。
- 暗号資産VC市場全体では、調達額と投資ラウンド数、ユニーク投資家数がそろって減少し、縮小した。
- 過去1年間では、DeFi、決済、AI関連プロジェクトが主要な投資先に挙がった。
期間別予測トレンドレポート



コインベースのベンチャー投資部門であるコインベースベンチャーズが、2026年上半期の暗号資産ベンチャーキャピタル(VC)投資件数で首位となった。
コインテレグラフによると、コインベースベンチャーズは2026年上半期に計30件の暗号資産投資に参加した。
クリプトランクのデータでは、アニモカブランズ(Animoca Brands)が19件で2位だった。シリコンバレーのベンチャーキャピタルであるa16zは18件、ステーブルコイン発行会社のテザー(Tether)は15件の投資を実行した。
直近12カ月でも、コインベースベンチャーズは75件で最多だった。次いでアニモカブランズが40件、YZiラボ(YZi Labs、旧バイナンスラボ)が39件、GSRが31件、a16zが30件だった。
コインテレグラフは、コインベースのベンチャー投資部門が弱気相場のなかでも2026年の暗号資産投資を主導していると報じた。
ただ、暗号資産VC市場全体は縮小した。6月の暗号資産企業の調達額は14億ドルだった。投資ラウンド数は5月の89件から6月は61件に減った。7月に入ってからは、現時点で12件のラウンドで4億5600万ドルを調達した。
投資主体の数も減った。クリプトランクによると、ユニーク投資家数は2025年10月の452社から2026年6月には242社に減少した。
直近6カ月では、コインベースベンチャーズは決済プロトコル関連で7件の投資に参加した。分散型金融(DeFi)プロジェクトは4件、インフラと実物資産(RWA)のトークン化プロジェクトはそれぞれ3件だった。
過去1年間の投資分野では、DeFi、決済、人工知能(AI)が主要な投資先に挙がった。DeFiプロトコルは216件の投資ラウンドを記録した。決済スタートアップは131件、AI・暗号資産関連企業は128件を調達した。
地域別では、直近6カ月で米国拠点のVCが58億ドル、オーストラリア拠点のVCが36億ドルを投資した。出所が明らかでない地域の投資額は116億ドルを超えた。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.