概要
- デリバティブ市場でエックスアールピー(XRP)のレバレッジ縮小が進み、市場のレバレッジ負担が和らいでいると伝えた。
- バイナンスでエックスアールピーの未決済建玉(OI)は3億9900万ドルとなり、6月中旬に比べて約1億ドル減少した。レバレッジポジションの縮小を示すシグナルだと説明した。
- 継続的なロングポジションの清算、未決済建玉の減少、資金調達率の上昇が同時に進んでおり、短期的にはデリバティブ市場で追加のレバレッジ縮小の有無が焦点になると分析した。
期間別予測トレンドレポート



デリバティブ市場で、エックスアールピー(XRP)のレバレッジ縮小が進んでいる。市場のレバレッジ負担は和らいでいる一方、ロングポジションの維持コストが急速に膨らんでおり、短期的な調整につながる可能性もある。
7月11日、クリプトクアント(CryptoQuant)の寄稿者クリプト・オンチェーンは、足元のXRP市場について、新たなレバレッジ流入よりも既存ポジションの整理が進んでいると指摘した。
リポートによると、バイナンスにおけるXRPの未決済建玉(OI)は7月10日時点で3億9900万ドルだった。6月中旬に比べて約1億ドル少ない水準で、投資家がレバレッジポジションを縮小している兆候とされる。未決済建玉は、先物市場でなお清算されていない契約の規模を指す。
特に、未決済建玉が大きく減るなかで、デリバティブ市場ではロングポジションの維持コストが高まっている。クリプト・オンチェーンは、バイナンスのXRPの資金調達率(ファンディングレート)が直近1週間で266%上昇し、0.007を記録したと説明した。同じ期間のロングポジションの清算規模も前週比94%増えたという。資金調達率がプラスの場合、ロングポジションの投資家はショートポジションの投資家に一定の費用を支払う必要がある。資金調達率が高いほど、ロングポジションの保有負担は重くなる。
クリプト・オンチェーンは、継続的なロングポジションの清算と未決済建玉の減少、資金調達率の上昇が同時に起きる局面では、過去にも資金調達率が再調整される例が多かったと分析した。そのうえで、現在と似た調整が再び表れるかは見極めが必要だとしつつ、短期的にはデリバティブ市場で追加のレバレッジ縮小が進むかどうかが焦点になるとの見方を示した。
Uk Jin
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