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トランプ氏がイランに「停戦終了」通告 イランは「降伏ない」と反発

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Korea Economic Daily

期間別予測トレンドレポート

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米・イラン終戦MOU、事実上空文化

ホルムズ海峡条項の解釈食い違いで衝突

米、イラン最高指導者の資金調達網に制裁

写真:Shutterstock
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ドナルド・トランプ米大統領がイランとの停戦終了を通告し、イランも対抗姿勢を打ち出したことで、緊張が再び高まっている。

トランプ大統領は7月10日(現地時間)、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、イラン・イスラム共和国が米国に対して対話継続を求めてきたと投稿した。そのうえで、米国はこれに同意したものの、停戦は終了したとイラン側に明確に伝えたと明らかにした。

トランプ大統領はこれに先立つ7月8日、北大西洋条約機構(NATO)事務総長のマルク・ルッテ氏との会談で、イランとの終戦に向けたMOU(覚書)について「終わったようだ」と発言していた。今回の投稿で、停戦終了の立場を事実上公式化した格好だ。

米国は交渉の余地そのものは閉ざしていない。ただ、停戦を維持したまま終戦交渉を進める従来の枠組みは崩れた。対話は続けつつ、必要なら軍事行動を再開できるとの圧力も同時にかけたとみられる。

トランプ大統領の強硬姿勢の背景には、ホルムズ海峡で続くイランの商船攻撃があるようだ。米国はイランの一連の行動をMOU違反とみている。停戦終了の表明には、軍事対応の余地を残してイランを圧迫する狙いがにじむ。

イランも直ちに反発した。イラン側の終戦交渉を主導してきたモハンマド・バゲル・ガリバフ国会議長は7月10日、「戦争終結が最優先課題であることは明らかだが、この紛争がイランの降伏で終わることは決してない」と強調した。

ガリバフ議長は、米国が合意を破った場合に備え、祖国防衛の態勢を解いたことは一度もないと述べた。さらに、米国が再び挑発するなら、全面的な防衛戦で正当な権利を取り戻すと警告した。

トランプ大統領が言及した「イランの対話要請」についても、イランは否定した。エスマイル・バガイ外務省報道官は、米国との交渉を要請した事実はないと説明した。一方で、カタールの仲介団によるイラン訪問は受け入れたと付け加えた。

カタールは、先月の米国とイランのMOU妥結で仲介役を担った国だ。イランがカタール側の訪問を受け入れたのは、直接交渉の要請は否定しつつも、外交ルートは維持する意思を示したものと受け止められる。

結局、双方とも強硬なメッセージを発しながら、交渉の扉は閉じていない。問題は、ホルムズ海峡を巡る衝突が再び激しくなり、交渉環境が大きく悪化した点にある。

ホルムズ海峡では最近、イランによる民間商船への攻撃と米国の報復空爆が続いた。双方が必要なら武力で対処する意思を示しており、当面は強硬姿勢の応酬が続く公算が大きい。

今回の衝突の背景には、終戦MOUを巡る両国の解釈の違いがある。とりわけホルムズ海峡に関する条項を巡り、米国とイランの立場は真っ向から対立している。

MOU第5条には、戦争で妨げられていたホルムズ海峡の航行再開に向け、イランが必要な措置を講じ、安全な航行を保証し、機雷など軍事的障害物の除去に努めることが盛り込まれた。オマーンなど周辺国と今後の海峡管理のあり方を協議する内容も含まれている。

米国はこの条項を、ホルムズ海峡における自由で安全な航行を保証した合意と受け止めている。これに対しイランは、この条項が同海峡に対する自国の統制権を認めたものだと解釈する。

イランは、商船が自国沿岸に沿った指定航路を使うべきだとの立場を崩していない。別の航路を通る船舶への攻撃も続けている。

米国はこれを明白なMOU違反と判断し、報復空爆と制裁を並行して進めている。

米国は7月7日、イラン産原油への制裁を復活させた。イラン最高指導者モズタバ・ハメネイ師の資金調達網を対象とする制裁も発表した。軍事的圧力と経済制裁を組み合わせ、イランを交渉の場に引き出す戦略とみられる。

それでも、双方が既存の終戦の枠組みそのものを完全に破棄したわけではないとの見方もある。水面下では、仲介国を通じた対話が続いているという。

米オンラインメディアのアクシオスは消息筋の話として、米国とイランの追加協議が来週、スイスで開かれる予定だと報じた。カタール側の関係者も、米国との調整を経てイランを訪れ、当局者と会う見通しだと伝えた。

水面下の協議に詳しい外交官はアクシオスに対し、双方がMOUへの復帰を望んでいるのは明らかだと語った。

もっとも、最近の武力衝突で双方の不信は一段と深まった。MOU体制を再び機能させるには、単なる対話再開にとどまらず、追加の信頼回復措置が必要だとの指摘がある。

米国はホルムズ海峡の安定航行と核交渉の再開を求める可能性が大きい。イランは追加空爆の停止と制裁緩和を主要条件として掲げる見通しだ。

今後の焦点は、双方が再び停戦体制に戻れるかどうかだ。対話の形式を維持しても、ホルムズ海峡を巡る問題を解けなければ、衝突はいつでも再燃しかねない。

キム・ヒソン 韓経ドットコム記者 gimme_sun@hankyung.com

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