期間別予測トレンドレポート


米ニューヨーク株式市場は、米国とイランの軍事的緊張が高まるなかでも上昇して取引を終えた。
7月10日のニューヨーク市場では、ダウ工業株30種平均が前営業日比0.29%高の5万2637.01で終えた。S&P500種株価指数は0.42%高の7575.39、ナスダック総合株価指数は0.29%高の2万6281.61で引けた。フィラデルフィア半導体株指数も0.06%上昇し、3営業日続伸となった。
この日は、ドナルド・トランプ米大統領が「イランとの交渉は終わった」と表明し、地政学リスクへの警戒が強まった。一方、水面下での対話が続く可能性への期待が相場を支えた。
トランプ大統領は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、イラン側が対話継続を求めてきたため同意したと投稿した。その一方で、米国はイラン側に停戦は終わったとはっきり伝えたとも書き込んだ。7月7日〜8日にトルコのアンカラで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議での発言を改めて確認した格好だ。
イラン側で終戦交渉を主導してきたモハンマド・バゲル・ガリバフ国会議長は、戦争終結が最優先課題であることは明らかだとしたうえで、この紛争がイランの降伏で終わることは決してないと強調した。
ただ、対話の余地は残っている。米ネットメディアのアクシオスは、米国とイランが来週、スイスで追加協議に入る予定だと報じた。

個別銘柄では、米国預託証券(ADR)の上場を通じてナスダック市場に加わったSKハイニックスが大幅高となり、相場上昇を主導した。
SKハイニックスはこの日、170ドルで初値を付けた後、168.49ドルで取引を終えた。公募価格の149ドルに比べると13.08%高い。
一時は177ドルまで上昇し、投資家の関心を集めた。終値ベースでは、前日に韓国市場で取引されたSKハイニックス普通株の終値218万ウォン(約23万7000円)を約16%上回った。
SKハイニックスの主要協力先であるエヌビディアも、AI半導体需要が続くとの期待を背景に4%超上昇した。一方、SKハイニックスと高帯域幅メモリー(HBM)市場で競合するマイクロンは1.24%下落した。
メタも大幅高となった。独自のカスタム半導体開発によるコスト削減期待に加え、新たなAIモデルへの前向きな評価が株価を押し上げた。
国際原油相場は小幅に下落した。英国ロンドンのICE先物取引所では、9月渡しの北海ブレント先物が前営業日比0.38%安の1バレル76.01ドルで終えた。ニューヨーク・マーカンタイル取引所では、8月渡しのWTI先物が0.93%下落し、1バレル71.41ドルで取引を終えた。
キム・ヒソン 韓経ドットコム記者 gimme_sun@hankyung.com
Korea Economic Daily
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