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乱高下の韓国株、半導体の投資心理改善でKOSPI2.52%高

出典
Korea Economic Daily

概要

  • KOSPIは半導体の投資心理改善機関投資家の買い越しに支えられ、2.52%高で取引を終えた。
  • メタマイクロン投資計画を受け、半導体市況への懸念が和らぎ、リスク資産選好が改善した。
  • SKハイニックスのADR上場を控えた堅調な投資需要押し目買いが、半導体株高と相場の上昇圧力につながったと分析した。

期間別予測トレンドレポート

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機関の買いで一時7700台に上昇

KOSPI・KOSDAQで買いサイドカー発動

写真:Shutterstock
写真:Shutterstock

韓国総合株価指数(KOSPI)は、半導体を巡る投資心理の改善と機関投資家の買いに支えられ、上昇して取引を終えた。SKハイニックス(SK hynix)の米預託証券(ADR)上場を控えた期待も半導体株の追い風となった。ただ、この日も値動きは荒く、KOSPIとKOSDAQの両市場ではプログラム買い注文を一時停止する買いサイドカーが発動された。

7月10日のKOSPIは前営業日比2.52%高の7475.94で終えた。3.57%高の7552.49で始まり、取引時間中には一時7704.93まで上げ幅を広げ、5.66%高となって7700台に乗せた。上昇が急だったため、午後0時54分に有価証券市場で買いサイドカーが発動した。KOSPIのサイドカーは、KOSPI200先物価格が基準価格に比べ5%以上上昇した状態が1分間続くと発動し、プログラム買い注文の効力を5分間停止する。

約14分後にはKOSDAQ市場でも買いサイドカーが発動した。KOSDAQの買いサイドカーは、KOSDAQ150先物価格が基準価格比で6%以上上昇し、KOSDAQ150指数も前営業日の終値比で3%以上上昇した状態が同時に1分間続いた場合に発動する。7月10日のKOSDAQ指数は前日比5.47%高の837.43で引けた。

有価証券市場では機関投資家が1兆1319億ウォン(約1245億円)を買い越し、指数反発を主導した。一方、外国人投資家と個人投資家はそれぞれ3300億ウォン(約363億円)、7728億ウォン(約850億円)を売り越し、利益確定売りを出した。半導体業種を巡る懸念が和らぎ、市場全体でリスク資産を選好する動きが戻った。

メタ(Meta)が来年の総計算能力を現在の2倍水準に拡大し、自社の人工知能(AI)半導体の量産に乗り出す計画を明らかにしたことで、AIインフラ投資の減速懸念はやや和らいだ。マイクロン(Micron)が米国内の半導体生産拡大に向けた長期投資計画を示したことも、投資心理の改善につながった。

SKハイニックスのADR上場を前に、底堅い投資需要が確認されたとの評価も半導体株高を支えた。足元ではメモリー市況とAI投資の持続可能性を巡る疑念から急落していた半導体株に押し目買いが入り、買いは市場全体に広がった。

デシン証券のイ・ギョンミン研究員は、メタとマイクロンの投資計画を受けて半導体市況を巡る懸念が和らぎ、投資心理が改善したと分析した。SKハイニックスADRに堅調な投資需要が確認されたことも、半導体への投資心理を支え、相場の上昇圧力として働いたと指摘した。

そのうえで、外国人投資家の買い越しが取引時間中に続き、半導体を中心に持ち直した投資心理が市場全体に広がったと説明した。リスク資産を選好する動きが鮮明となり、ほとんどの業種が上昇したとみている。

カン・ギョンジュ記者 qurasoha@hankyung.com

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