SKハイニックスのADR発行価格、149ドルで確定へ 265億ドル調達目前
概要
- SKハイニックスが米国預託証券(ADR)の公募価格を1株149ドルに確定し、約265億ドルを調達できる見通しとなったと報じられた。
- 今回の価格が確定すれば、外国企業の米国上場として過去最大規模となる見通しで、公募株数の7倍を超える注文が集まったという。
- 総需要は2000億ドルに達し、グローバルの長期投資ファンドや政府系ファンドなどが大挙して参加したと伝えられた。
期間別予測トレンドレポート



SKハイニックスが米国預託証券(ADR)の発行価格を1株149ドルに決めたもようだ。この価格で確定すれば、調達額は約265億ドルに達する。
ブルームバーグ通信は7月9日、関係者の話として、SKハイニックスのADR公募価格が1株149ドルに決まったと報じた。ブルームバーグはこれに先立ち、同社が公募価格の目安として1株149ドルを提示したと伝えていた。その後、この価格がそのまま確定したとしている。
SKハイニックスはコメント要請に応じなかった。公募価格は日本時間7月10日午前8時に開示される予定だ。149ドルは、7月9日の韓国株式市場で取引を終えたSKハイニックス普通株の終値を約3.1%上回る水準となる。普通株の終値は218万6000ウォン(約23万7000円)で、ドル換算では144.5ドルだった。
米証券取引委員会(SEC)への届け出によると、SKハイニックスはADR1億7790万株を公募した。ADR1株はSKハイニックス普通株の10分の1に当たる。
公募価格が149ドルで確定すれば、調達総額は約265億ドルとなる。アリババの250億ドルの新規株式公開(IPO)を上回り、外国企業の米国上場としては過去最大規模になる見通しだ。
投資家需要も大きかった。ブルームバーグは前日、SKハイニックスのADR需要予測で、公募株数の7倍を超える注文が集まったと報じていた。
総需要は2000億ドルに達したという。韓国ウォンでは約301兆ウォンに相当する。発行株数の半分前後は上位10口座に配分されたとされる。上位25口座では全体の約3分の2を確保したという。
グローバルの長期投資ファンドやテクノロジー分野の専門ファンド、政府系ファンド、アジア専門のグローバル投資家などが大挙して参加したもようだ。ベイリー・ギフォードやコートゥー・マネジメント、シチュエーショナル・アウェアネスなどは、最大70億ドル規模の投資意向を示したという。
イ・ソンニョル 韓経ドットコム記者 yisr0203@hankyung.com
Korea Economic Daily
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