米ビットコインETFと私募信用で数十億ドル流出、リスク回避拡大
JH Kim
概要
- 4〜6月の米国の現物 ビットコイン(BTC)ETF と 私募信用 市場で大規模な資金流出が発生し、リスク回避姿勢が広がっていると分析した。
- 米上場の現物 BTC ETF では6月に約 40億ドル、4〜6月に約 50億ドル が純流出した。AI投資 の拡大や スペースX の大規模 IPO などに資金が移った影響だと説明した。
- 同じ時期の 私募信用市場 では 156億ドル の償還が請求され、償還圧力が続く可能性が浮上した。これは 流動性 と リスク資産選好 の弱まりを示しており、エネルギー市場の不安が重なればリスク資産の重荷になり得ると分析した。
期間別予測トレンドレポート


米国の現物ビットコイン(BTC)ETFと私募信用市場で4〜6月に大規模な資金流出が発生し、投資家のリスク回避姿勢が強まっている。
コインデスクが7月9日に伝えたところによると、6月の米上場現物BTC ETFでは約40億ドルが純流出し、4〜6月の流出額は50億ドル近くに達した。AI投資の拡大やスペースXの大規模な新規株式公開(IPO)といった新たな投資機会に資金が向かったためだという。
一方、同メディアはフィッチ・レーティングスの資料を引用し、同じ時期の私募信用市場では総額156億ドルの償還が請求されたと報じた。相当数の運用会社で四半期ごとの償還上限を超え、処理しきれなかった償還申請は次の四半期に持ち越された。償還圧力が続く可能性がある。
コインデスクは、ビットコインETFと私募信用は仕組みこそ異なるものの、両市場で同時に資金流出が起きたことは、投資家の流動性やリスク資産への選好が弱まっていることを示すと分析した。エネルギー市場の不安まで広がれば、リスク資産にとって一段と厳しい環境になり得るとも指摘した。

JH Kim
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