SKハイニックス株が218万ウォン台、BNKは目標株価185万ウォンを据え置き
概要
- BNK投資証券はSKハイニックスに対し、投資判断「保有」と目標株価185万ウォンを据え置いたと明らかにした。
- BNK投資証券は、AIサーバー向けメモリー需要の鈍化、業績モメンタムの弱まり、バリュエーション負担を理由に慎重な見方を維持していると伝えた。
- KB証券、大信証券、NH投資証券などは、SKハイニックスの目標株価を380万〜420万ウォンに引き上げ、「買い」判断を維持していると伝えた。
期間別予測トレンドレポート



SKハイニックスの株価が200万ウォンを上回るなか、足元の株価を下回る目標株価を示した証券会社のリポートが出た。人工知能(AI)サーバー向けメモリー需要の鈍化の可能性を織り込んだ慎重な見方だ。
7月9日の金融投資業界によると、BNK投資証券は7月8日、SKハイニックスに対する投資判断「保有」と目標株価185万ウォンを維持した。5月12日に引き上げた目標株価を据え置いた格好だが、リポート作成時点の株価が207万6000ウォンだったことを踏まえると、事実上は売り推奨に近いとの受け止めもある。SKハイニックス株は7月9日、前営業日比5.30%高の218万6000ウォンで引けた。
BNK投資証券のイ・ミンヒ研究員は、AIサーバー向けDRAMと企業向けソリッドステートドライブ(eSSD)はなお供給不足の局面にあると分析した。一方で、ハイパースケーラー各社による競争的なインフラ投資は、もはや従来ほど有効ではないと指摘した。AIインフラ投資の勢いが鈍っているとみている。
イ研究員は、来年のメモリーと中央処理装置(CPU)価格の上昇期待に加え、エージェントAIの新モデルで仕様の高度化が進むことを踏まえると、来年も少なくとも30〜40%以上の設備投資拡大が必要になりそうだと述べた。ただ、今後は投資ペースが調整される可能性が大きく、現在の半導体企業の業績見通しとは隔たりがあるとみている。
最近のSKハイニックス株の急落についても、需要鈍化を反映した動きだと解釈した。イ研究員は、年末以降は業績モメンタムも弱まるとし、来年以降のバリュエーションは割安な水準ではないと評価した。7月10日に予定される米国預託証券(ADR)の発行については、海外での取引の利便性は高まるものの、原株のバリュエーションを変えることはないとの見方を示した。
一方、BNK投資証券はサムスン電子に対しては投資判断「買い」と目標株価43万ウォンを維持した。イ研究員は、サムスン電子の今年4〜6月期の営業利益は引当金の反映後でも市場予想を上回ったと説明した。下期のメモリーモメンタム鈍化は、非メモリーとサムスンディスプレーの改善で一部相殺できるとの見通しも示した。
もっとも、BNK投資証券の見方は証券業界の主流とは距離がある。大半の証券会社はなお、SKハイニックスに対して現株価を大きく上回る目標株価を示している。KB証券は7月9日、SKハイニックスについて「まだ頂点は遠い」として、投資判断「買い」と目標株価420万ウォンを維持した。
大信証券も7月7日、目標株価を390万ウォンに引き上げた。7月10日のナスダックADR上場をきっかけに、バリュエーションのディスカウント要因が解消される可能性があると分析した。このほか、サンサンイン証券は380万ウォン、NH投資証券は410万ウォン、IBK投資証券と教保証券はそれぞれ400万ウォンに目標株価を引き上げた。
オ・セソン 韓経ドットコム記者 sesung@hankyung.com
Korea Economic Daily
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