CFTC委員長、クラリティ法成立を要求「必ず通すべきだ」
JOON HYOUNG LEE
期間別予測トレンドレポート



マイク・セリック米商品先物取引委員会(CFTC)委員長が、暗号資産の市場構造を定める「クラリティ法」の成立を議会に求めた。
ザ・ブロックが7月9日に報じた。セリック委員長は最近、フォックス・ビジネスのインタビューで、クラリティ法について「必ず実現しなければならない」と述べた。そのうえで、「そうでなければ、結局はCFTCのような規制当局があらゆる規則を作ることになる」と指摘した。
クラリティ法の柱は、暗号資産を巡るCFTCと米証券取引委員会(SEC)の管轄権を明確にする点にある。米上院銀行委員会は5月に同法案を可決したが、本会議での採決日程はなお決まっていない。
セリック委員長は同法案について「絶対に必要だ」と強調した。現在の暗号資産監督の枠組みについては「州ごとに入り乱れた法律や規制で運用されている」と語った。
法案成立の障害として挙げたのは、本来の目的から外れた条項を盛り込もうとする動きだ。民主党がトランプ大統領一家の暗号資産事業に関する倫理条項の追加を求めていることを念頭に置いた発言と受け止められる。これについてセリック委員長は「超党派法案の実質的な成立機会を損なう行為だ」と述べた。
市場では法案成立への期待が次第にしぼんでいる。ギャラクシー・リサーチは最近、クラリティ法が年内に成立する確率を従来の60%から50%に引き下げた。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul