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AI相場に陰り、米ハイテク株の7割が高値から20%安

出典
Korea Economic Daily

期間別予測トレンドレポート

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AI関連銘柄に陰りが出てきた。ここ数カ月の米株高をけん引してきたが、足元では値動きが鈍い。マーケットウォッチが7月8日に報じたところによると、S&P500種株価指数の情報技術(IT)セクター銘柄の約69%が、直近52週の取引時間中の高値から20%以上下落した。

この数値は市場アナリストのマイク・ザッカルディ氏がX(旧ツイッター)で最初に示した。半導体株を中心に利益確定売りが広がるなか、AI投資ブームの調整が一時的なものにとどまるのか、それとも本格的な弱気相場入りなのかに関心が集まっている。

一時調整後の反発を見込む声

AIブームの最大の恩恵を受けてきた半導体株の下落が大きい。マイクロン・テクノロジーは直近高値から25%、ブロードコムは21%、マーベル・テクノロジーは30%それぞれ下げた。

ウォール街では、今回の下落を4〜6月の急騰後にみられる自然な利益確定の流れと受け止める向きが多い。モーニングスターのウィリアム・カーウィン氏は「7月に入ってから、技術インフラ全般で広範な利益確定売りが出ている」と述べた。半導体製造装置株を中心に、下げも相当な大きさに達したという。

映画「ビッグ・ショート」で知られる投資家マイケル・バリー氏が最近、空売りポジションを公開して以降、関連銘柄の株価が急落する場面が増えている。このためウォール街の一部では「バリー効果」を指摘する声もある。バリー氏は6月30日、オンラインニュースレター基盤のサブスタックで、マイクロンのほかエヌビディア、アプライド・マテリアルズ、キャタピラー、テスラ、iシェアーズ半導体ETF(SOXX)に新たな空売りポジションを取ったと明らかにした。

投資プラットフォームのウェルス・クラブで最高投資戦略責任者(CIO)を務めるスザンナ・ストリーター氏は、バリー氏について市場の過熱を見抜いてきた経歴があり、投資のタイミングが早いことでも知られると説明した。そのうえで、短期的な「バリー効果」が生じる可能性があると語った。

ウォール街が強気姿勢を崩していない背景には、ここ数四半期の値動きのパターンがある。テクノロジー株は決算発表の後に一定期間調整し、その後、次の決算発表を前に再び持ち直す展開を繰り返してきた。今回の調整もその延長線上にあるとの見方だ。

メモリー半導体業界の成長パターンが変わったとみる向きもある。これまで典型的な景気循環型産業とされてきたが、AIの普及でデータセンター投資や高帯域幅メモリー(HBM)、DRAM、NAND型フラッシュメモリーの需要が構造的に増えているためだ。今回は過去と異なる長期成長局面に入るとの期待が強まっている。

一方、メモリー市況は供給拡大とともに再び鈍化するとの懸念もある。最近公表されたサムスン電子の暫定決算も、メモリー株安を促した要因の一つとされた。サムスン電子は営業利益が前年同期比で約19倍になったと発表したが、一部の投資家は市場予想に届かなかったと受け止めた。

カーウィン氏は、サムスン電子の業績について、マイクロンのようなメモリーメーカーが享受してきた急ピッチのメモリー価格上昇が今後はやや鈍る可能性を示すシグナルとして受け止められた公算が大きいと分析した。

エバーコアISIのアナリスト、アミット・ダリヤナニ氏は、現物価格よりも長期供給契約を軸に市場をみるべきだと強調した。ハイパースケーラーと結んだ長期契約や契約価格の方が、メモリー業界の実勢をより正確に映す指標になるという。

ダリヤナニ氏はリポートで「短期的な変動性にもかかわらず、メモリー分野は依然としてテクノロジーのエコシステムで最も魅力的な領域の一つだ」と指摘した。投資家が次回の決算発表を前に、メモリー価格の持続性やハイパースケーラーのAI投資ペースを改めて点検するため、それまで大きく上昇した銘柄の保有比率を下げるのは十分に合理的な動きだと分析した。

ゴールドマン・サックスも7月8日、AI主導の業績サプライズが4〜6月期決算で再現されるのは難しいとの見通しを示した。

同社でポートフォリオ戦略・資産配分リサーチを統括するクリスティアン・ミュラーグリスマン氏はブルームバーグTVで「AIがもたらした大規模な業績サプライズは終盤に近づいているようだ」と述べた。企業が市場予想を上回る業績を示す可能性はなお大きいが、市場の期待水準が非常に高く、相場を再び押し上げるには好決算だけでは不十分だとみている。

写真:Shutterstock
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ニューヨーク=パク・シニョン特派員/キム・ドンヒョン記者 nyusos@hankyung.com

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