SWIFTの独自ブロックチェーン稼働迫る、17行が参加
JOON HYOUNG LEE
期間別予測トレンドレポート



国際銀行間通信協会(SWIFT)が独自に開発したブロックチェーンの稼働が迫っている。シティやHSBCなど世界の銀行17行が参加する。
SWIFTは7月9日、独自ブロックチェーン基盤の台帳について、パイロット試験に向けた準備を終えたと発表した。初期導入する金融機関は、トークン化預金を活用し、24時間365日の越境決済に対応できるようになったと説明した。
参加行はシティ、DBS、HSBC、スタンダードチャータード(Standard Chartered)、ANZ、ウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo)など17行。各行はSWIFTのブロックチェーンを使った24時間決済サービスの準備を進めているという。
SWIFTはこれに先立ち、2025年に独自ブロックチェーンの開発に着手した。世界の金融機関からのフィードバックを反映して、独自台帳を設計・構築したとしている。
SWIFTは初期のパイロット段階を経た後、台帳の機能と提供範囲を広げる方針だ。
SWIFTのティエリ・シロシ最高事業責任者(CBO)は「新たな台帳機能を通じて、既存金融の信頼性と安定性をデジタル通貨の領域に拡張する」と述べた。そのうえで「プログラマブルマネーや人工知能(AI)エージェントコマースなど、今後のイノベーションに向けた基盤を整える」と強調した。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul