韓国株の売買、サムスン電子とSKハイニックスに集中 レバレッジ込みで83%
期間別予測トレンドレポート


サムスン電子とSKハイニックスに、韓国株市場の売買が急速に集中している。単一銘柄のレバレッジ・インバース商品を含めると、両銘柄の売買代金の比率は8割を超えた。

韓国取引所によると、7月8日の売買代金はサムスン電子が9兆5563億ウォン(約1兆510億円)、SKハイニックスが15兆2560億ウォン(約1兆6780億円)だった。両銘柄の売買代金は、KOSPIとKOSDAQを合わせた韓国株市場全体の48兆6090億ウォン(約5兆3470億円)の51%を占めた。単一銘柄のレバレッジ・インバース商品が上場する前日の5月26日は30%で、21ポイント高い。
7月8日時点で、単一銘柄のレバレッジ・インバース16商品の売買代金15兆6045億ウォン(約1兆7160億円)を加えると、サムスン電子とSKハイニックスの現物株と関連レバレッジ商品の売買比率は83.1%に達する。KOSPIとKOSDAQの売買代金にはETFが含まれておらず、単純比較には限界がある。それでも、単一銘柄レバレッジの導入後、半導体大手2銘柄の市場での存在感が一段と強まったことは明らかだ。
KOSPIの値動きも、両銘柄に大きく左右されている。サムスン電子とSKハイニックスがそろって下落した7月7日と7月8日には、KOSPIも同様に下げた。7月7日はサムスン電子が6.92%、SKハイニックスが6.06%下落し、KOSPIは4.91%安の7656.31で終えた。7月8日もサムスン電子が6.25%、SKハイニックスが5.68%下げ、KOSPIは5.35%安の7246.79まで下落した。
空売りの先行指標とされる貸株残高でも、両銘柄の比重は高まった。5月26日時点の貸株残高はサムスン電子が23兆6666億ウォン(約2兆6030億円)、SKハイニックスが23兆9763億ウォン(約2兆6370億円)で、全体に占める比率はそれぞれ15.9%、16.2%だった。7月8日時点ではサムスン電子が23兆5240億ウォン(約2兆5870億円)、SKハイニックスが29兆41億ウォン(約3兆1900億円)となり、比率はそれぞれ17.4%、21.5%に拡大した。2銘柄合計では32.1%から38.9%に上昇した。
証券業界や政策当局では、半導体大型株への資金集中と、単一銘柄レバレッジ商品が拡大させた変動性への警戒が続いている。韓国銀行は最近、サムスン電子とSKハイニックスの時価総額と売買比率が株式市場の過半を占めるなか、単一銘柄レバレッジ投資が広がれば集中がさらに進む可能性があると指摘した。金融監督院も市場への影響を引き続き監視し、必要なら運用会社による過度なマーケティングの有無を点検する方針だ。
オ・セソン 韓経ドットコム記者 sesung@hankyung.com
Korea Economic Daily
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