概要
- ドナルド・トランプ米大統領は、イランとの終戦了解覚書(MOU)について「終わったようだ」と明らかにした。
- 米政府は、イラン産原油の販売を認めるため発給していた暫定一般許可を取り消し、6300万バレル規模のイラン産原油が海上に滞留していると伝えた。
- 米国とイランの軍事衝突が再開し、イランが米国施設を報復攻撃したとされ、緊張が高まっている。
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ドナルド・トランプ米大統領はイランとの終戦に向けた了解覚書(MOU)について、「終わったようだ」との見方を示した。終戦交渉を事実上破棄する可能性をにじませた発言と受け止められる。
7月8日、聯合ニュースなどによると、トランプ大統領はトルコで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせ、マルク・ルッテNATO事務総長と会談し、こう語った。トランプ氏は「彼ら(イラン)と取引したくない」と述べ、「うんざりする連中だ」と付け加えた。
今回の発言は、米国とイランの軍事衝突が再開した直後に出た。これに先立ち、米中央軍は7月7日にイランへの空爆を再開した。ホルムズ海峡でタンカー3隻が相次ぎイランから攻撃を受けたことを踏まえた措置だ。
米政府は同日、イラン産原油の販売を認めるため6月21日付で発給していた60日間の暫定一般許可も取り消した。このため、イラン産原油6300万バレルが海上に滞留しているという。
イランも直ちに対抗に動いた。イランは米軍の空爆への報復として、バーレーンやクウェートにある米国の施設を攻撃したと伝わった。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul