イラン、米の空爆再開を非難「停戦合意を事実上無力化」
JOON HYOUNG LEE
概要
- 米国がイランへの空爆を再開し、ホルムズ海峡の合意事項が破られたとイラン外務省が明らかにした。
- イラン政府は、イスラエルのレバノン空爆継続により、暫定的な停戦合意が事実上無力化されつつあると伝えた。
- 米政府は、イラン産原油の販売を認める暫定的一般許可を取り消した。これを受け、6300万バレル規模のイラン産原油が海上に滞留しているとした。
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イラン政府は、自国への空爆を再開した米国が合意を事実上無力化したとの立場を示した。
7月8日、イラン外務省は声明を出し、「ホルムズ海峡での合意事項が破られた」と明らかにした。イスラエルによるレバノン空爆が続いており、暫定的な停戦合意は事実上無力化されつつあるとも訴えた。
これに先立ち、中東地域を管轄する米中央軍(CENTCOM)は7月7日、イランへの空爆を再開した。ホルムズ海峡では直近、タンカー3隻が相次いでイランの攻撃を受けていた。米中央軍は、国際水域で民間人が乗る商船を標的にした攻撃に大きな代償を払わせるため、強力な空爆を始めたと説明した。イランの攻撃は停戦協定に明白に違反するとも指摘した。
米政府は同日、イラン産原油の販売を認めるため6月21日付で発給していた、60日間有効の暫定的一般許可も取り消した。これにより、イラン産原油6300万バレルが海上に滞留しているとみられる。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul