韓国株急落、KOSPI・KOSDAQで売りサイドカー相次ぎ発動
期間別予測トレンドレポート



8日の韓国株式市場は急落し、KOSPIとKOSDAQで売りサイドカー(プログラム売り注文の一時停止措置)が相次いで発動された。
韓国取引所によると、7月8日午後1時31分58秒にはKOSPI200先物指数の変動を受け、KOSPI市場でプログラム売り注文の効力が5分間停止した。発動時点のKOSPI200先物指数は1174.36と前日終値比64.64ポイント(5.21%)下落していた。KOSPI市場の売りサイドカーは、KOSPI200先物指数が5%以上下落し、その状態が1分間続いた場合に発動する。
これに続き、7月8日午後1時33分58秒にはKOSDAQ市場でも売りサイドカーが発動した。発動時点のKOSDAQ150先物価格は1372.60と前日終値比6.31%下落し、KOSDAQ150現物指数も1365.13と6.76%下げていた。
KOSDAQの売りサイドカーは、KOSDAQ150先物価格が基準価格比で6%以上下落し、KOSDAQ150指数も直前取引日の終値比で3%以上下落した状態が同時に1分間続いた場合に発動する。両市場で売りサイドカーが相次いで発動したのは、先物市場の急落が現物市場全体に急速に波及するのを抑えるための措置だ。
こうした値動きの背景には、ホルムズ海峡を巡る米国とイランの緊張の高まりがあるとみられる。7月7日、イランがホルムズ海峡を通航していた船舶3隻を相次いで攻撃したことを受け、米中央軍は対抗措置としてイランに対する強力な空爆を始めたと発表した。
市場で広がる「半導体ピーク論」も相場の重荷になったようだ。モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)は、投資家がハイパースケーラー(大規模データセンター運営企業)を含む相対的に出遅れていた分野へ資金を移しており、半導体株の上昇モメンタムが弱まっていると分析した。
この日はまず市場安定装置が作動したものの、投資家の不安はなお収まりにくい。プログラム売買が5分間止まっても売り圧力そのものが解消されるわけではなく、大引けにかけた需給の変化や外国人、機関投資家の売買動向がこの日の相場を左右する主な変数として注目される。
カン・ギョンジュ 韓経ドットコム記者 qurasoha@hankyung.com
Korea Economic Daily
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