期間別予測トレンドレポート



7月7日の米ニューヨーク株式市場は、半導体株の急落と国際原油価格の急騰を受けて反落した。サムスン電子が市場予想を上回る業績を発表したにもかかわらず、半導体セクター全般に利益確定売りが広がり、米株相場にも波及した。中東情勢の緊張再燃も投資家心理を冷やした。
ダウ工業株30種平均は前日比130.76ドル(0.25%)安の5万2925.15ドルで終えた。S&P500種株価指数は33.58ポイント(0.45%)安の7503.85、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は302.47ポイント(1.16%)安の2万5818.69で引けた。
7月6日にサムスン電子は市場予想を上回る好業績を発表したが、今後の支出と需要への懸念から株価は下落した。この流れはニューヨーク市場にも及んだ。インテルは9.7%安、マイクロンは4.7%安となり、KLA、マーベル・テクノロジー、ブロードコム、AMDなど主要半導体株もそろって下げた。
半導体株の動向を示すフィラデルフィア半導体株指数は4.65%急落した。ヴァンエック半導体ETF(SMH)も3.8%下落した。人工知能(AI)への期待でテクノロジー株への市場の期待が高まるなか、投資家はヘルスケアや金融など相対的に上昇が目立たなかった業種に資金を振り向け始めている。
ホルムズ海峡を巡る中東の地政学的緊張の再燃も相場の重荷となった。米中央軍は同日、Xへの投稿で「国際水域で罪のない民間人が乗る商船を標的に攻撃したことに対し、甚大な代償を払わせるため、一連の強力な空爆を開始した」と明らかにした。
7月6日からホルムズ海峡を通過していた船舶3隻が相次いで攻撃を受けたとの報道を受け、国際原油価格は急騰した。北海ブレント原油9月物の終値は前日比3.01%高の1バレル74.16ドル、米国産標準油種WTIの8月物は2.76%高の70.44ドルだった。いずれも6月1日以来の上昇率となった。
市場では、半導体株の上昇が行き過ぎていたとの警戒が出ている。モルガン・スタンレーは、投資家がハイパースケーラー(大規模データセンター運営企業)を含む相対的に出遅れていた分野に資金を移すなかで、半導体株の上昇モメンタムが弱まっていると分析した。
来週は米大手銀行を皮切りに、本格的な決算発表シーズンが始まる。テクノロジー企業、とりわけハイパースケーラーが強気の市場予想を上回れなければ、ハイテク株全般の調整につながる可能性があるとの見方が市場で出ている。
カン・ギョンジュ 韓経ドットコム記者 qurasoha@hankyung.com
Korea Economic Daily
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