「50万電子」視野に メリッツ証券、サムスン電子の目標株価を50万ウォンに引き上げ
概要
- メリッツ証券は、サムスン電子の4〜6月期 営業利益90兆ウォン 超を見込み、目標株価を 50万ウォン に引き上げ、投資判断 買い を維持した。
- メリッツ証券は、成果給引当金19兆3000億ウォン を反映しても、メモリー半導体事業部の 営業利益112兆ウォン を見込む一方、LSI・ファウンドリー事業部は 2兆ウォン 超の営業損失を予想した。
- メリッツ証券は、メモリー半導体価格 が年末まで上昇を続け、供給不足 は2027年末まで深まるとみる。メモリー半導体の サイクル上の中間点 はなお遠いと評価した。
期間別予測トレンドレポート


「サムスン電子、賞与反映後も4〜6月期営業益は90兆ウォン超」――メリッツ

メリッツ証券は7月6日、サムスン電子について、4〜6月期の営業利益が成果給引当金を反映しても90兆ウォン(約9兆9000億円)を上回るとみて、目標株価を従来の42万ウォン(約4万6000円)から50万ウォン(約5万5000円)に引き上げた。投資判断は「買い」を据え置いた。
同証券は、サムスン電子の4〜6月期営業利益が90兆1000億ウォン(約9兆9100億円)だったと推計した。足元の他証券会社による予想レンジの75兆〜84兆ウォン(約8兆2500億〜9兆2400億円)を大きく上回る水準だ。
このところ、サムスン電子の4〜6月期業績への期待は相当後退していた。特別経営成果給の引当金を計上する必要があるためだ。それでもメリッツ証券は、成果給引当金19兆3000億ウォン(約2兆1200億円)を織り込んだうえで、営業利益が90兆ウォン(約9兆9000億円)を超えるとの見通しを示した。
同証券のキム・ソヌ研究員は、引当金計上前のメモリー半導体事業部の営業利益が112兆ウォン(約12兆3200億円)に達する一方、LSI・ファウンドリー事業部は稼働拡大の過程で営業損失が2兆ウォン(約2200億円)を超えて拡大すると分析した。
サムスン電子の好業績は2026年を通じて続く公算が大きい。メモリー半導体の販売価格が年末まで上昇を続けるとの前提に基づく。キム氏は、クリーンルーム不足を背景にメモリー半導体市場の深刻な供給不足が2027年末まで一段と深まる見通しを示し、「メモリー半導体サイクルはなお中間点から遠い」と指摘した。
キム氏は、構造的な価格上昇への反発が最近出ているとしつつ、「それは内燃機関車を見つめる御者の叫びにすぎない」と強調した。そのうえで、AGIを巡る先着順の投資競争の時代には、供給量の再配分を受け入れるのが避けられないと付け加えた。
ハン・ギョンウ 韓経ドットコム記者 case@hankyung.com
Korea Economic Daily
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