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トークン化の本命、投資家向けのカスタム型ポートフォリオ構築

出典
Uk Jin

概要

  • トークン化の最大の活用先は、決済や取引効率ではなく、投資家向けのカスタム型ポートフォリオ構築にあるとの見方が示された。
  • トークン化は資産自体にカスタマイズ機能を持たせ、バックオフィス手続きを簡素化することで、運営コストを10〜20%削減できるという。
  • NYLIMは実物資産(RWA)トークン化プロジェクトのセントリフュージ(CFG)と協力し、高利回り社債戦略をオンチェーンに移している。機関投資家のDeFi参加にはインフラの成熟が必要だと指摘した。

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
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トークン化の最大の活用先は、決済や取引の効率化ではなく、投資家に合わせたポートフォリオの構築にあるとの見方が出ている。

ニューヨーク・ライフ・インベストメント・マネジメント(NYLIM)のマルチアセット・ソリューション部門を統括するトーマス・サイ氏は7月5日、コインデスクとのインタビューで「資産運用の未来はカスタマイズにある」と語った。そのうえで、「これを大規模に実現できる唯一の技術がブロックチェーンだ」と強調した。

現行の金融システムでは、上場投資信託(ETF)や債券、プライベートクレジットなど多様な資産を組み合わせ、顧客ごとに最適化したポートフォリオを提供するには限界がある。サイ氏は、こうした課題をトークン化で解決できるとみる。

サイ氏は、最終的な目標は複数資産を組み合わせる過程そのものではなく、資産自体にカスタマイズ機能を持たせることだと指摘した。あわせて、トークン化は受け渡し業務や決済などバックオフィス手続きも簡素化し、コスト削減につながると述べた。

さらに、運営コストを10〜20%削減できれば、顧客により良い成果を提供できると付け加えた。

NYLIMはこのほど、実物資産(RWA)トークン化プロジェクトのセントリフュージ(CFG)と協力し、自社の高利回り社債戦略をオンチェーンに移すプロジェクトを進めている。

一方、機関投資家の分散型金融(DeFi)への参加が本格化するには、トークン化担保や中央清算、プライムブローカレッジなどのインフラが一段と成熟する必要があると分析した。サイ氏は「DeFiの活用可能性は明らかだが、機関投資家の市場として定着するにはなお時間がかかる」と話した。

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