ビットコイン実現損益比率、43カ月ぶり低水準 「底打ちシグナル」
Doohyun Hwang
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)の実現損益比率が43カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。過去にも相場の底値圏と重なった指標で、市場では底打ちの兆候として注目が集まっている。
オンチェーン分析企業のクリプトクアント(CryptoQuant)は7月3日、ビットコインの実現損益比率がマイナス0.35まで低下したと明らかにした。流通供給量全体に対し、利益または損失の状態にあるビットコインの純比率を示す指標で、2022年12月のFTX崩壊直後にビットコインが1万6000ドルを下回って以来、初めてこの水準に達した。
クリプトクアントは、この指標が歴史的にビットコイン相場の底を極めて正確に捉えてきたと分析した。2015年と2019年にも、実現損益比率がマイナス0.35を下回った後、価格反発が続いたという。
市場では今回の指標を受け、投資家心理の回復への期待が強まっている。ビットコインは10月に付けた過去最高値12万6080ドルから半値近く下落した。6月25日には5万8190ドルまで下げて約2年ぶりの安値を付けたが、直近10日間では7%超反発し、持ち直しつつある。
専門家も相場の底入れ観測を強めている。ビットワイズ(Bitwise)のマット・ホーガン最高投資責任者(CIO)は、ストラテジー(Strategy)の優先株ストレッチ(STRC)が額面の100ドルから75ドル未満まで下落し、過度なレバレッジをかけた持ち高の清算が進んだと指摘した。そのうえで、市場は底に一歩近づいた可能性が高いとし、「今秋には新たな強気相場に入ると確信している」と述べた。
Doohyun Hwang
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