概要
- ウォーシュ氏は、インフレリスクが低下し、過去4週間でインフレ期待も下落したと明らかにした。
- ウォーシュ氏は、市場の変動性は低下し利回りも下がった一方、物価は高すぎると指摘した。FRBは2%を上回るインフレに満足しないとの考えも示した。
- ウォーシュ氏は「われわれは独立した中央銀行であり続ける」と述べ、AI革命によって雇用はさらに増え、繁栄も強まるとの見方を示した。
期間別予測トレンドレポート



ケビン・ウォーシュ氏は、インフレリスクが低下したとの認識を示した。
ウォルター・ブルームバーグによると、ウォーシュ氏は7月1日、"欧州版ジャクソンホール会議"と呼ばれるシントラ・フォーラムのパネル討論に参加し、「過去4週間でインフレ期待が低下した」と語った。あわせて「市場の変動性は低下し、利回りも下がった」と述べた。
もっとも、物価上昇への警戒感もにじませた。ウォーシュ氏は「われわれは状況を見てきたが、物価は高すぎると判断している」と指摘した。そのうえで「FRBが2%を上回るインフレで満足すると考えている人がいるなら、失望することになる」と強調した。
FRBの独立性にも言及した。今後の金利判断にドナルド・トランプ米大統領の意向が反映されるとの一部観測を念頭に置いた発言とみられる。ウォーシュ氏は「われわれは独立した中央銀行であり続ける」と述べ、「独立性に変わりはない」と付け加えた。
人工知能(AI)が労働市場に及ぼす影響については、「深刻な疑問がある」と話した。「われわれはAI革命のまだ1〜2イニングにいるにすぎない」としたうえで、「AIの発展によって雇用はさらに増え、繁栄も強まると考えている」との見方を示した。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul