米、アンソロピックAIの輸出規制解除 18日で撤回
Korea Economic Daily
概要
- 米商務省は、アンソロピックの最上位AIモデル 「クロード・ミトス」、「ミトス5」、「フェーブル5」 に対する輸出規制の指針を18日で解除したと明らかにした。
- アンソロピックは、「ミトス5」 と 「フェーブル5」 のサービスを7月から再開するとし、米政府は AI分野での米国の支配力を強化した と説明した。
- ミトス5 のサイバーセキュリティー上の脆弱性を見つける能力と、フェーブル5 に安全装置を追加した点を踏まえても、単純な革新技術の輸出統制だけでは 先端AI分野で中国に対する優位の維持は難しい とグレン・ガーステル氏は指摘した。
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米政府が、アンソロピック(Anthropic)の最上位の人工知能(AI)モデル「クロード・ミトス」に科していた輸出規制を解除した。
アンソロピックは6月30日、米商務省が「ミトス5」と「フェーブル5」に出していた輸出規制の指針を18日で解除したと通知してきたと明らかにした。7月からサービスを再開するという。
同日、ハワード・ラトニック米商務長官はSNSに「2週間余りにわたりアンソロピックと緊密に協力し、フェーブル5を分析して承認した」と投稿した。あわせて「これにより米政府全体の一貫性を確保し、AI分野での米国の支配力を強化した」と強調した。
ミトス5は、専門家レベルのサイバーセキュリティー上の脆弱性を見つける能力を備え、セキュリティー業界から各国政府まで衝撃を与えた。フェーブル5は、ミトス5にハッキングや武器製造への悪用につながりうる機微なテーマに関する回答を制限する安全装置を加えたモデルだ。
米商務省は6月12日、両モデルが国家安全保障上の脅威になるとして、外国人がこれらのモデルに接続できないようにする輸出規制の指針を公表していた。
グレン・ガーステル戦略国際問題研究所(CSIS)上級顧問は「革新技術の輸出を統制するだけでは、先端AI分野で中国に対する優位を維持できない」と指摘した。
ファン・ジョンス 韓国経済新聞記者 hjs@hankyung.com
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