概要
- ニューヨーク株式市場では、ダウ平均、S&P500種株価指数、ナスダック総合株価指数が上半期最後の取引日にそろって上昇して終えた。
- 上半期の米株市場は、人工知能(AI)投資の拡大期待がけん引し、S&P500とナスダックは4〜6月期にそれぞれ15%、21%上昇した。
- この日はエヌビディア、アップル、テスラなどのハイテク株に加え、フィラデルフィア半導体株指数をはじめとする半導体株も強かった。
期間別予測トレンドレポート


S&P500とナスダック、4〜6月は2020年以降で最高の上昇率

米株式市場の主要指数は上半期最後の取引日となった6月30日、ハイテク株と半導体株の上昇を追い風にそろって上昇して終えた。ダウ工業株30種平均は上半期として2021年以来の高い上昇率を記録し、S&P500種株価指数とナスダック総合株価指数も4〜6月期として2020年以降で最高の成績となった。
6月30日のニューヨーク証券取引所(NYSE)で、ダウ工業株30種平均は前営業日比136.46ドル(0.26%)高の5万2319.20ドルで終えた。
S&P500種株価指数は58.93ポイント(0.79%)高の7499.36、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は393.58ポイント(1.52%)高の2万6213.72で引けた。
上半期の米株市場は、人工知能(AI)投資拡大への期待が相場をけん引した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、S&P500とナスダックは4〜6月期にそれぞれ15%、21%上昇し、2020年4〜6月期以来の高い四半期上昇率を記録した。ダウ平均も上半期に9%上昇し、2021年以来の高い半期成績となった。
ニューヨーク株式市場は3月、米国とイランの戦争に伴う原油価格の急騰と景気減速への懸念から大幅に調整した。その後はAIインフラ投資の拡大期待とテクノロジー企業の業績改善期待が広がり、4月以降は急速な持ち直しが続いた。
6月30日もハイテク株と半導体株が相場を主導した。エヌビディアとアップルはそれぞれ2.54%、2.7%上昇し、テスラも2.13%高だった。マイクロソフトは1.21%、アルファベットは1.05%、メタは0.12%それぞれ上昇した。一方、アマゾンは0.75%下落して終えた。
半導体株もそろって上昇した。フィラデルフィア半導体株指数は3.92%高かった。サンディスクは10.84%急騰し、AMDは7.62%、インテルは5.95%、TSMCは4.94%、ブロードコムは1.43%、マイクロン・テクノロジーは0.79%それぞれ上昇して終えた。
国際原油相場は、原油供給の正常化期待を背景に下落した。ニューヨーク・マーカンタイル取引所で、WTI先物は前営業日比1.8%安の1バレル69.5ドルで終えた。北海ブレント先物も0.3%下落し、1バレル72.92ドルで取引を終えた。米国とイランのカタール会談開催を巡る不透明感は続いたものの、供給支障への懸念はやや和らいだ。
キム・ヨンジ 韓経ドットコム記者 kongzi@hankyung.com
Korea Economic Daily
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