ビットコインETFの「継続買い期待」しぼむ、年初来10万BTC流出
Minseung Kang
概要
- 2026年に入り、ビットコイン現物 ETF から10万BTCを超える資金が流出したと明らかにした。
- ビットコイン ETF の保有量減少に伴う損失規模は110億ドルを超え、歴史的な水準だと分析した。
- ビットコイン ETF が継続的な 買い の基盤になるとの期待は、2年も続かなかったと述べた。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン現物上場投資信託(ETF)から、2026年に入って10万BTC超が流出したことが分かった。
暗号資産アナリストのダークポストは6月30日、X(旧ツイッター)で「ETFの流動性流出が止まっていない」と指摘した。ETFの発売後、運用会社の保有量から10万BTC超が減ったのは初めてだという。
この数値は、2026年に入ってからの減少分だけを集計したものだと説明した。ETF保有量が過去最高を記録した2025年10月を基準にすると、これまでの減少幅は16万BTCを超えると付け加えた。
ダークポストは、今回の下落幅はビットコインETFが経験した中で最大だと分析した。これに伴う損失規模は110億ドルを超え、歴史的な水準に達したとみている。
ETF保有者の実現価格は約7万3000ドルとの見方も示した。実現価格は、投資家が保有するビットコインを平均でいくらで取得したかを示すオンチェーン指標だ。
足元のビットコイン価格はこの水準を下回っている。このため、ETFを通じてビットコインを保有する投資家の相当数が損失圏に入ったという。
ダークポストは「弱気相場は誰も避けられない」と投稿した。「ETFやブラックロックのような大手プレーヤーも例外ではない」と強調した。
さらに返信欄では、ETFが継続的な買い需要の基盤になるとの期待は「2年も続かなかった」と述べた。ビットコイン現物ETFが長期の機関投資家需要をけん引するとの期待は大きかったものの、相場下落局面ではETF投資家も換金や売り圧力を免れないことを示す発言と受け止められる。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.