【分析】ステーブルコイン流入鈍る ビットコイン、強い反発は難しく
Suehyeon Lee
概要
- CryptoQuantの寄稿者サニー・マムは、ビットコイン、ステーブルコイン時価総額の30日成長率をもとに、市場流入モメンタムが弱まっていると診断した。
- 同氏は、USDCとイーサリアムネットワーク上のUSDTの時価総額成長率がマイナス圏に入ったことを、新規資金流入の鈍化を示すシグナルと解釈した。
- 同氏は、市場に流入する買い資金が減っており、ビットコインの強い上昇ラリーは難しく、足元の反発はテクニカルな反発にとどまる可能性が高いと分析した。
期間別予測トレンドレポート



ビットコイン(BTC)が6万ドル近辺で横ばい圏の値動きとなるなか、市場に流入する新規資金が減っており、力強い上昇ラリーは見込みにくいとの見方が示された。
CryptoQuantの寄稿者サニー・マム(Sunny Mom)は6月29日、ステーブルコイン時価総額の30日成長率をもとに、市場に流入するステーブルコインのモメンタムが持続的に弱まっていると指摘した。
分析によると、USDCの時価総額成長率はすでにマイナス圏に入った。イーサリアムネットワーク上のUSDTのオンチェーンデータも同じ流れを示している。
サニー・マム氏は、これを新規資金流入の鈍化を示すシグナルと解釈した。ステーブルコイン時価総額の成長率がマイナスに転じたことは、投資家が現金を暗号資産市場に振り向けたり、新たなステーブルコインを発行したりせず、様子見していることを意味するという。
同氏は、市場に流入する買い資金が減れば、価格上昇を持続させる原動力が不足する可能性があると分析した。足元の反発は新たな上昇トレンドの始まりというより、テクニカルな反発にとどまる公算が大きいとみている。
Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.