ブラックロック出資のセキュリタイズ、SPAC合併を株主承認 7月3日にNYSE上場
Suehyeon Lee
概要
- セキュリタイズがSPAC合併を巡る株主承認を終え、ニューヨーク証券取引所への上場を控えていることが分かった。
- 合併後の新会社は7月3日からティッカー「SECZ」でニューヨーク証券取引所での取引を始め、この発表を受けてCEPT株価は取引時間中に一時20%上昇した。
- セキュリタイズはブラックロック、アポロ、KKR、ヴァンエックなどの実物資産トークン化(RWA)商品を支えるインフラ企業で、金融機関はトークン化市場が最大5兆5000億ドル規模に成長すると予測している。
期間別予測トレンドレポート



実物資産のトークン化(RWA)基盤を手掛けるセキュリタイズ(Securitize)が、特別買収目的会社(SPAC)との合併に必要な株主承認を終え、ニューヨーク証券取引所(NYSE)上場を目前に控えている。
暗号資産メディアのザ・ブロックが6月29日に伝えた。セキュリタイズによると、キャンター・エクイティ・パートナーズII(Cantor Equity Partners II、CEPT)の株主が両社の合併案を承認した。
取引は通常の手続きを経て7月2日に完了する予定だ。合併後の新会社は7月3日から、ティッカー「SECZ」でNYSEでの取引を始める。
合併案の承認を受け、CEPT株は6月29日の取引時間中に一時20%上昇した。
2017年設立のセキュリタイズは、ブラックロック(BlackRock)、アポロ、KKR、ヴァンエック(VanEck)など世界の資産運用会社によるトークン化商品の発行を支援する代表的なトークン化インフラ企業だ。初期投資家にはブラックロックとアーク・インベスト(ARK Invest)が参加した。
実物資産のトークン化市場は足元でウォール街を中心に急拡大している。トークン化は、ファンドや債券、プライベートクレジットなど伝統的な金融資産をブロックチェーン基盤のデジタル資産として発行する技術を指す。シティ(Citi)は2030年の市場規模が5兆5000億ドルに達すると予測した。スタンダードチャータード(Standard Chartered)は2028年までに2兆ドル規模へ成長すると見込んでいる。
Suehyeon Lee
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