ビットメックス、CEO・CFO・成長責任者を交代 売却準備の可能性
Minseung Kang
期間別予測トレンドレポート



暗号資産取引所ビットメックス(BitMEX)が、最高経営責任者(CEO)、最高財務責任者(CFO)、成長部門責任者をそろって交代した。
暗号資産専門メディアのコインデスクが6月29日に報じた。ビットメックスはステファン・ルッツCEO、イーナ・シュタイナーCFO、ラファエル・ポランスキー最高成長責任者(CGO)を退任させた。
後任のCEOには、グローバル法務統括兼最高執行責任者(COO)を務めていたピーター・ウィルキンソン氏を充てた。コインデスクによると、こうした人事は最近のリンクトインへの投稿で確認された。
ビットメックスは、アーサー・ヘイズ氏、ベン・デロ氏、サミュエル・リード氏が2014年に共同創業した暗号資産取引所で、デリバティブ取引プラットフォームも手がける。2020年には資金洗浄防止(AML)義務を適切に履行しなかったとして米当局の訴追を受け、その後、関連する罪を認めた。当時、ヘイズ氏ら共同創業者は米国での刑事訴追の直後に経営の一線を退いた。
コインデスクは、ビットメックスが買い手探しを進めるなか、コスト構造を圧縮し、潜在的な買い手にとってより魅力的な会社に見せるため、経営陣の再編に踏み切った可能性があると分析した。
ルッツ前CEOは、暗号資産市場が低迷していた2022年に、アレクサンダー・ヘプナー前CEOの後任としてビットメックスを率いた。ヘプナー氏は、ヘイズ氏ら共同創業者の退任後の2021年初めにCEOへ就いていた。
足元では暗号資産市場の低迷が続いており、複数の暗号資産・テクノロジー企業もコスト削減に向けて人員削減や組織再編を進めている。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.