国際原油、米・イラン衝突再燃で反発 ホルムズ海峡の輸送混乱懸念
Suehyeon Lee
概要
- 米国とイランの軍事衝突再開を受け、国際原油が上昇したと伝えた。
- ブレント先物は1バレル73.39ドルまで1.9%上昇し、WTIも1バレル70ドル近辺で取引されたとした。
- ホルムズ海峡の緊張激化で原油輸送の混乱懸念が強まったが、ドーハ会談の合意を受けて今後の行方が注目されると伝えた。
期間別予測トレンドレポート



国際原油価格は、米国とイランの軍事衝突再燃を受けて上昇した。ホルムズ海峡を通る原油輸送に支障が出るとの懸念が強まったためだ。
ブルームバーグが6月28日に報じた。北海ブレント先物は一時、1バレル73.39ドルまで上昇し、1.9%高となった。米国産標準油種のWTIも1バレル70ドル近辺で取引された。
相場上昇のきっかけは、カタール産原油を運んでいたタンカーへの攻撃だった。米国は先週末、ホルムズ海峡近くのイラン軍事施設を空爆した。これに対しイランは、先行するコンテナ船攻撃への報復として当該タンカーを攻撃した。双方は、相手側が停戦合意を先に破ったと主張している。
ただ、米国とイランは追加の軍事行動を停止し、6月30日にカタールのドーハでホルムズ海峡を巡る問題を協議する会談を開くことで合意したと伝えられた。
足元ではホルムズ海峡の商船運航は続いている。ただ、直近の衝突の余波で、一部のタンカーは海峡通過を断念したという。ペルシャ湾ではなお数百隻の船舶が待機しており、船主の警戒姿勢は続く見通しだ。
Suehyeon Lee
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