ストレッチ、額面を27%下回る 6月末の権利落ち日と配当率見直しに注目
概要
- ストレッチは額面の100ドルに対し約27%低い73ドル前後で取引されていると伝えた。
- 6月30日の権利落ち日前に保有する投資家は、7月15日に1株当たり0.48ドルの初回配当を受け取れると伝えた。
- ストレッチの実効配当率が約15%水準まで上昇するなか、コインデスクは配当率の調整よりもビットコインの上昇基調が重要だと評価した。
期間別予測トレンドレポート



世界最大のビットコイン(BTC)保有企業であるストラテジー(Strategy)の永久優先株「ストレッチ」が額面を大きく下回って推移している。市場では、6月末の権利落ち日と月次配当率の再調整に関心が集まっている。
コインデスクは6月26日、ストレッチがプレマーケットで前日終値比約3%安の73ドル前後で取引されていると報じた。額面の100ドルを約27%下回る水準だ。
投資家の注目は、6月30日に予定されるストレッチの権利落ち日に向かっている。コインデスクによると、権利落ち日前にストレッチを保有した投資家は次回配当を受け取れる。配当権利を得た投資家には、7月15日に1株当たり0.48ドルの初回配当が支払われる。
より大きな焦点は、ストラテジーによる月次配当率の見直しだ。満期のない永久優先株であるストレッチは、配当率が定期的に調整される。
ストラテジーは直近4カ月連続で、ストレッチの配当率を11.5%に据え置いてきた。ただ、足元ではストレッチが額面を大きく下回っており、実効配当利回りは15%近くまで上昇している。
市場の一部では、ストラテジーがストレッチの配当率を12〜12.5%に引き上げる可能性が取り沙汰されている。コインデスクは、ストレッチが額面近辺まで回復するには、配当率の調整よりもビットコインの上昇基調の方が重要だと分析した。
ストラテジー株も下落基調が続いている。株価は6月25日に85.33ドルで取引を終えた。2025年11月に付けた過去最高値から84%以上下落した水準だ。
コインデスクは、こうした株価下落がビットコインを基盤とするストラテジーのレバレッジ資本構造全体に追加的な負担を与えていると指摘した。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul