ビットコイン安でストラテジーの優先株「STRC」が73ドルに下落、過去最安値を更新
JOON HYOUNG LEE
概要
- 世界最大のビットコイン(BTC)保有企業ストラテジーの永久優先株STRCが、通常取引開始前に73ドルを付け、過去最安値を更新した。
- ストラテジーは約8億7100万ドルの現金で、年間17億ドルに達する優先株の配当支払い義務を賄う必要があり、配当余力は約6カ月分にとどまる。
- ストラテジーの競合で、ビットコインのデジタル資産トレジャリー(DAT)企業であるストライブの永久優先株SATAも83.5ドルを付け、2026年2月以降の最安値となった。
期間別予測トレンドレポート



世界最大のビットコイン(BTC)保有企業ストラテジー(Strategy)の永久優先株が下げ幅を広げ、70ドル台前半まで沈んだ。
オデイリーは6月26日、同社の「STRC」がこの日の通常取引開始前に73ドルを付けたと報じた。ストラテジーが2025年7月にSTRCを発行して以降の過去最安値となった。
STRCは、ストラテジーがビットコインの購入資金を調達するために発行した永久優先株だ。同社がATM(At-the-Market)方式で追加資本を調達するには、STRCが額面の100ドル近辺で取引される必要がある。
焦点はストラテジーの手元資金だ。現在保有する現金は約8億7100万ドルと推計される。
これに対し、優先株の年間配当支払い義務は17億ドルに達する。残る現金で賄える配当は約6カ月分にとどまる計算だ。
一方、競合するビットコインのデジタル資産トレジャリー(DAT)企業ストライブ(Strive)の永久優先株も下落基調が続いている。オデイリーによると、同社の永久優先株「SATA」はこの日の通常取引開始前に83.5ドルを付けた。
これは2026年2月以降の最安値。オデイリーは「ストライブは最近の弱気相場でも日次配当の支払いを続けている」と伝えた。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul