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XRP、1ドル割れ秒読み 実現損益比率は22年8月以来の低水準

出典
YM Lee

概要

  • XRPが心理的な節目である1ドルを脅かし、前日比約3%安の水準で取引されていると伝えた。
  • 移動平均線RSIなどのテクニカル指標が弱気を示すなか、オンチェーンの実現損益比率(Realized Profit/Loss Ratio)の90日移動平均は0.33と、2022年8月以来の最低水準を記録したと報じた。
  • 市場では1ドルの支持線が短期的な方向感を左右する重要な価格帯とされ、割り込めば追加下落の可能性が高く、維持できれば1.10〜1.12ドルまで短期反発が見込まれると分析した。

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
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XRPが心理的な節目とされる1ドルを脅かしている。オンチェーンの実現損益比率が2022年以降で最も低い水準に落ち込み、投資家の投げ売りが強まっている。

コインドゥー(CoinDoo)が6月25日に伝えたところによると、XRPは一時1.0116ドルまで下落し、6月5日の急落後で最安値を付けた。その後は1.04ドル前後まで小幅に持ち直したが、なお前日比約3%安の水準で取引されている。

テクニカル指標も弱気を示している。50日移動平均線は1.2675ドル、100日移動平均線は1.3265ドル、200日移動平均線は1.5240ドルと、いずれも足元の価格を大きく上回る。相対力指数(RSI)は30.74まで低下し、売られ過ぎの水準に近づいた。

もっとも、日中の安値局面では買いも一部で入った。コインドゥーは、戻りの過程で出来高が直近のチャートで最大の陽線出来高を記録したと分析した。一方で、売り圧力がやや和らぐ可能性を示すにとどまり、トレンド転換を意味するものではないと指摘した。

オンチェーンデータは投資家心理の悪化をより鮮明に映している。グラスノード(Glassnode)によると、実現損益比率(Realized Profit/Loss Ratio)の90日移動平均は0.33まで低下し、2022年8月以来の最低水準を記録した。

実現損益比率は、オンチェーンで実現された利益と損失の比率を示す指標だ。数値が1を下回ると、利益確定より損失確定の取引が多いことを意味する。足元の0.33という水準は、損失額が利益の約3倍に上る状態が90日平均ベースで続いていることを示している。

コインドゥーは今回の数値について、1日限りのパニック売りではなく、損失を受け入れて市場を離れる投資家が数カ月にわたって増えている構造変化を示すものだと説明した。2022年の弱気相場の底でも同様の水準まで低下したが、この指標だけで底打ちを確認するのは難しいと付け加えた。

市場では1ドルの支持線が目先の方向感を左右する重要な価格帯とされる。コインドゥーは、1ドルを割り込めば追加下落の可能性が高まる一方、この水準を守れば1.10〜1.12ドルまで短期反発する可能性があるとみている。足元のデータは、底入れよりも投げ売り局面の深まりを示していると分析した。

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YM Lee

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