アニモカ・ブランズ、オールスケールに戦略出資 ステーブルコイン決済基盤で協業
概要
- アニモカ・ブランズがステーブルコイン決済インフラ企業のオールスケールに戦略出資した。
- 両社は、アニモカ・ブランズの600社超の投資先企業を対象に、グローバル決済、清算、財務管理ソリューションの活用を検討する予定だ。
- オールスケールは、伝統金融とオンチェーン経済をつなぐステーブルコイン、クロスチェーンブリッジ、AIエージェント基盤の取引インフラを構築していると説明した。
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アニモカ・ブランズは、ステーブルコイン決済インフラを手がけるオールスケール(AllScale)に戦略出資した。両社はアニモカ・ブランズの600社超の投資先を対象に、ステーブルコインによる決済・清算インフラの活用策を検討する。
オールスケールは6月25日、公式サイトを通じてアニモカ・ブランズから戦略投資を受けたと発表した。出資額は公表していない。
オールスケールは、伝統金融とオンチェーン経済をつなぐステーブルコイン決済インフラ企業だ。チェックアウト、給与支払い、請求書処理、入出金の清算機能を単一の決済スタックとして提供し、企業がステーブルコインを使って越境送金し、希望する通貨で即時に清算できるよう支援する。
自動化したクロスチェーンブリッジとスワップ機能も備える。利用者がどのチェーンやトークンで支払っても、加盟店はステーブルコインで受け取れる仕組みという。取引監視(KYT)、オンチェーンのプライバシー保護、低コストのセルフカストディ型清算機能も提供する。
両社はまず、アニモカ・ブランズのエコシステムと600社超の投資先を対象に、グローバル決済や清算、財務管理ソリューションなどで決済インフラの活用機会を探る計画だ。
あわせて、人工知能(AI)エージェントがあらかじめ定めた上限の範囲で自律的に取引するエージェンティック決済の領域も検討する。オールスケールは、ステーブルコインがAIエージェント基盤の取引における基本的な清算手段になり得るとみて、関連機能を開発してきた。
アニモカ・ブランズの共同創業者で会長のヤット・シウ氏は「規制下のステーブルコインは、伝統金融とオンチェーン金融システムを結ぶ理想的な橋渡し役だ。新たに台頭するエージェンティックコマースの中核的な決済レールにも適している」と強調した。
そのうえで「オールスケールは実利用に軸足を置いた決済インフラを構築している。支援を続けるとともに、この決済スタックを当社エコシステム全体にどう適用できるかを検討する」と語った。
オールスケールの共同創業者兼最高経営責任者(CEO)のショーン・ファン氏は「アニモカ・ブランズの戦略投資は、オールスケールにとって重要な節目だ」と述べた。そのうえで、国境をまたぐ資金移動を必要とする企業が実際に使える決済インフラの構築に注力していると説明した。
オールスケールは現在、AIプラットフォームや越境事業者向けにサービスを提供している。消費者向け・法人向け製品全体で150万超の登録ウォレットを確保しているという。
Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.