SC、アーベは2030年末に3500ドルも DeFi回復の恩恵
JOON HYOUNG LEE
期間別予測トレンドレポート



スタンダードチャータード(Standard Chartered)は、分散型融資プロトコルのアーベ(AAVE)が2030年末に3500ドルまで上昇し得るとの見通しを示した。
コインデスクが6月24日に報じた。スタンダードチャータードでデジタル資産調査を統括するジェフ・ケンドリック氏は同日のリポートで、「アーベの価格は2030年末までに3500ドルまで上昇する可能性がある」と指摘した。
コインマーケットキャップによると、アーベは6月24日時点で前日比約6.5%高の76.75ドル前後で取引されている。スタンダードチャータードは、今後約4年で価格が50倍近く上昇するとみている。ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の上昇率も同期間に上回る可能性があるとみている。
スタンダードチャータードは、アーベがDeFi業界の回復基調の恩恵を受けると分析した。4月の大規模ハッキング後に資産が再びアーベに戻り始めたとしたうえで、オンチェーン融資市場で支配的な地位を維持できる位置にあると評価した。
預かり資産の規模にも注目した。スタンダードチャータードによると、アーベの預かり資産は昨年1月に750億ドルと過去最高を記録した。同行は、これは米国の銀行上位30行に入る水準だと説明した。
成長の柱としては、DeFi業界の回復と実物連動資産(RWA)のトークン化を挙げた。スタンダードチャータードは、DeFiアプリで実際に使われるトークン化資産の価値が2030年末までに37倍近くに増えると見込んでいる。
JOON HYOUNG LEE
gilson@bloomingbit.ioCrypto Journalist based in Seoul
