CBOE、10年ぶりにバイナリーオプション再上場 予測市場競争に本格参入
概要
- CBOEは、S&P500指数を対象とするバイナリーオプションを10年ぶりに再上場し、予測市場の競争に参入したと発表した。
- この商品はまずインタラクティブ・ブローカーズを通じて提供し、今後はチャールズ・シュワブなど主要証券会社にも取り扱いを広げる予定だ。
- 今回の商品はオプションのスプレッド構造を活用し、指数が予想方向に動けば利益を段階的に得られるよう設計した。
期間別予測トレンドレポート



米デリバティブ取引所運営会社のCBOEグローバル・マーケッツ(Cboe Global Markets)が、10年ぶりにバイナリーオプションを再び上場し、予測市場への本格参入に踏み切った。
ブルームバーグによると、CBOEは6月23日、S&P500種株価指数を対象とするバイナリーオプションを上場すると発表した。投資家がS&P500指数が特定の価格水準に到達するかどうかを「イエス」か「ノー」で予測して売買する仕組みだ。
商品はまずインタラクティブ・ブローカーズ(Interactive Brokers)を通じて提供する。今後はチャールズ・シュワブ(Charles Schwab)など主要証券会社にも取り扱いを広げる予定だ。
今回の再上場は、予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)やポリマーケット(Polymarket)が急成長するなかで打ち出した。CBOEは、2022年に投入したS&P500の日次満期オプション(0DTE)の成功を受け、短期的な相場方向に賭ける需要が大きく伸びたと説明した。
CBOEで個人投資家向け拡大と代替投資商品を統括するJJ・キナハン氏は、「0DTEオプションの成功以降、投資家の短期的な結果予測型商品への需要は持続的に増えてきた」と述べた。そのうえで、予測市場への進出は自然な次の段階だと語った。
CBOEは2008年にも、S&P500指数とボラティリティー指数(VIX)を対象とするバイナリーオプションを投入したが、投資家の関心が広がらず終了した。S&P500指数連動型は2015年、VIX連動型は2017年にそれぞれ取引を停止した。
今回の商品は既存の予測市場商品と異なり、オプションのスプレッド構造を活用する。単に結果を当てるだけでなく、指数が予想方向に動いた場合に利益を段階的に得られるよう設計した。ブルームバーグによると、ナスダックも2026年中に類似のバイナリーオプションの投入を準備しており、予測市場を巡る競争は一段と激しくなりそうだ。
Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.
