【分析】イーサリアム流動性、3カ月ぶり高水準 バイナンス指数1.15
Uk Jin
概要
- クリプトクアントの寄稿者アラブチェーンは、バイナンスにおけるイーサリアム流動性指数が約1.15まで上昇し、3カ月ぶりの高水準になったと明らかにした。
- アラブチェーンは、流動性指数の上昇が市場の厚みの改善とあわせて、バイナンスが大口取引をより安定的に吸収できる環境を示していると説明した。
- アラブチェーンは、流動性の増加が続けば取引環境の安定化と注文執行効率の改善につながる可能性がある一方、指数が低下すれば市場参加の減少と取引環境の縮小を招く恐れがあると分析した。
期間別予測トレンドレポート



イーサリアム(ETH)市場の流動性が3カ月ぶりの高水準に回復した。
クリプトクアント(CryptoQuant)の寄稿者アラブチェーンは6月19日に公表したリポートで、バイナンスにおけるイーサリアムの流動性指数(Liquidity Index)が足元で約1.15まで上昇したと明らかにした。3カ月ぶりの高水準となる。
流動性指数は、大口の買い注文や売り注文が市場価格に及ぼす影響を測る指標だ。流動性が高いほど注文は通りやすくなり、取引コストは低下する。市場の厚みも増す。
同指数は2月に1.6を上回った後、下落基調が続いた。4月末から5月初めには0.8を下回ったが、足元では取引量の増加に伴って市場活動が持ち直し、流動性回転率も2000万単位を上回った。これを受け、指数は上昇に転じた。
イーサリアムは現在、1700ドル近辺で取引されている。アラブチェーンは、足元の流動性指数の上昇について、市場の厚みの改善とあわせ、バイナンスが大口取引をより安定的に吸収できる環境が整いつつあることを示していると説明した。
そのうえで、流動性の増加が続けば、取引環境の安定化や注文執行効率の改善につながる可能性があると分析した。一方、流動性指数が再び低下した場合は、市場参加の減少と取引環境の縮小を招く恐れがあると付け加えた。
アラブチェーンは、流動性指数が高水準を維持すれば、市場活動の回復が続いているシグナルになり得ると強調した。今後のイーサリアム市場の取引環境を見極めるうえで、重要な指標の一つになるとしている。

Uk Jin
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